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DORAMA:GAME(1/12)
やっと公式発表ありましたね〜!
— メーブ (@meebmeebmeeb) January 11, 2024
僕は2年くらい前から知らされていたので、秘密にしておくのが大変でした。汗
やっと言えるよ〜!
ドラマ化するぞい!!#アクマゲーム #ACMAꓽGAME pic.twitter.com/BeAFrnYW5H
朝起きて𝕏見て飛び跳ねてしまった。アクマゲームが実写化!?
俺の五指に入るくらい好きなマンガなのに、だーれも話題にしないマンガ!連載終了して結構経つのに、今! 俺がこのマンガを古本屋で知ったのが2年前だから、だいたいその頃から実写化の話が動いてたってわけだ。俺がマンガを古本屋で買うことに肯定的なのもこの作品との出会いがあったから。新刊書店じゃまず置いてない作品と出会えるのが最大の魅力で、値段が安いことなんてどうでもいい。
いわゆる「頭脳ゲーム」ものなんだけど、負けても死なないし、人のダーティな部分を抉るような露悪じみたムードもない。主人公の織田照朝をはじめ登場人物がみな前向きで、少年マンガらしい爽やかさに満ちている。
本作は「悪魔の鍵」というアイテムを中心に展開される。鍵を使うことで指定した相手に閉鎖空間内でのゲームに挑むことができ、そこでお互い何かを賭けて勝負する。また鍵の持ち主は一人一つゲーム中一度だけ使える特殊能力を持てる。この特殊能力も絶妙で、一度も使わずに終わる回もある。それでも「これから使うかもしれない」「もう使ってるかもしれない」という駆け引きの要素として活きているからすごい。
「頭がいいキャラをどう描くか」、「天才達の頭脳戦を描くとして、勝敗をどうつけるか(負けた方がただのバカに見えてしまわないか)」という問題がある。本作は、各キャラの思考の方向性を職業によってキャラ付けし、単なる「知能比べ」に終わらせないゲームを描くことに成功している。ハイリスクハイリターンを好むギャンブラー、読心に長けたメンタリスト、人の力を頼れる社長……など。
俺の好きなゲームは「粘土問答」。二人一組で二チームに別れ、粘土が用意された空間に一人ずつ入っていき、
Aチームの一人がお題を提示する
→Bチームの一人がお題を粘土で表現する
→Aチームのもう一人が作品に粘土を付け足し妨害する(粘土が固まるため破壊はできない)
→Bチームのもう一人が作品を見てお題を当てる
これを各ターン制限時間60秒で行っていくというゲーム。
ここから島津涼というキャラが参戦するのだが、こいつが登場してから面白さのバリエーションがグッと増える。
↑左の男が島津
島津は頭脳モンスター揃いの本作の中では異質なフィジカルモンスター。あまりに強すぎて危険なため幼少期から徹底した情操教育を施され、優しい心を持つ代わりに知識や知能は一般人を大きく下回る。「丘」を知らないくらいのバカ。
頭脳ゲームマンガなのに、中盤からの強敵としてパワーバカを登場させるというのが面白い。彼の登場以降、敵は「島津をどう無力化するか」、味方は「島津をどう活用するか」と考えることが増え、それが本作のトーナメント編以降の面白さを格段に上げている。
でもドラマではトーナメント編やらないだろうな〜。序盤のマルコ戦、ヤクザ戦やって潜夜戦で終わり→2期で対グングニル ってのが理想だけど。1クールのドラマにまとめるならトーナメント編まるまるカットでラスボス戦になっちゃうのかな。
みんな読め!!! 2期を実現させてくれ!!!