隠密行動
昨日、こっそりPENTAX17を持ち出して初めて撮影に出かけてみた
自宅から20分ほど車を走らせレトロ感満載の商店街へ。近くのスーパーの駐車場であらかじめ買っておいたilford社製フィルムilfocolor 400plusを装填。フィルム装填カンターン!くそあちい外へ繰り出す。
17を持ってキョロキョロ歩いていると商店街ベンチに座ってる二人組の婆ちゃん達が通り過ぎざまに
婆A「あらカメラの人じゃな」
婆B「ほんまじゃ」
カメラの人...
なんとも気持ち良い響きジャマイカ
別の所で古い海鼠壁の建物を撮っていると塩沢とき風サングラスをかけたご婦人が
塩沢「古い建物かい?」
俺「?」(多分古い建物撮って歩いてるのかいて意味?)
塩沢「ここの持ち主はねぇ…まあええわ」
ここの持ち主がなんなんだか知らんけど写真撮ってる人風に見えたってこと?それとも不審がられた?まあええわ。
初めての撮影はほぼオートモード。数枚ゾーンフォーカスなるものを試したが、確実に一枚は失敗した!マクロにしたまま3〜5m先の建物撮ってもうたのである。まあハーフカメラですから、ショックも1/2なわけですけれども。他にも「今のうまく撮れてた?」的なあやふやなショットもあるけど、現像してみて答え合わせする感じなのでこのnoteを備忘録がわりにしとこう。
既に現像に出したektar35のフィルムもまだカメラ屋から音沙汰なし。こうして待ってる時間含めフィルムカメラのゆったりしたスピード感は良い。今の世の中何もかも効率重視で忙しすぎるんだよ。とはいえデジカメにもスマホカメラにもそれぞれ良さがあるので、フィルムカメラという選択肢を取り戻した意義は大きい!ちゅ、多様性!と17を買った自分に言い聞かせるのです。えーこれを心理学でいうと『合理化』といいます。勉強になりますね。
しかし17のオートモードはさくさく撮れていいなあ。これじゃあektarが霞んじまうぞ。まあいずれも現像してみてからの結論なので思案はここまで。
帰宅してもヨメさんには怪しまれなかったぞ。よしよし。こうしてしばらくは隠密行動が続くだろう。なお、死して屍拾う物なし。
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