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勝敗を分けるのは何の違いか?

こんにちは、鍋島です♪

久し振りに母と電話していて
諸々気づきがあったので
今日はそのことについて書きます。

母が、自身の高校受験の話をしてくれました。

母は決して、勉学が得意なタイプではなかったそうです。
両親の最終学歴は中卒で、
進学することに対しての意識も
高かったわけではなく、
自営で店をやっていたため、
店を手伝ってもらうのに必要な
最低限の知識をつけるために、
高校に行きたかったら商業高校に
行ったら良いのではないか、と言われていたそうです。

母も自身の進路を考えたこともなく、
最初は親に言われていた商業高校に
行くつもりでいたのだそうです。

その中、受験シーズンになり
いつも一緒にいる仲良しグループの友だちと
進路について話していたら、
どうもその仲良しグループの人たちが
揃って学区(当時は学区制というものがありました)で
1番の進学校を志望していることがわかったそうです。

進路にまったく興味がなかった母も、
仲の良い友人たちが誰も自分が行くものだと
思っていた商業高校に行くつもりがない
ということを知り、初めて進路を考え始めました。

ただ、うんうん悩んだわけではなく
あっさり、仲の良い友人たちが志望する高校に
突然志望校を変える、という行動に出ました。

当初母が行くつもりだった商業高校は、
現在の偏差値でいうと44、
突然志望し始めた学区で1番の進学校は
現在の偏差値で65!

すぐさま担任に呼び出され、毎日のように
『お前の学力では無理だからやめなさい』
と説得され続けたそうです。

本人を説得しても
一向に折れる様子がなかったので
担任の先生が家に来て
両親を説得しにもやって来たのだそうです。

先生「娘さんがN高校(進学校)に行くって言ってるんですよ!」
両親「先生そう言ってるけどそうなのかい?」
母 「うん、行く!」
両親「行くって言ってますー!」
先生「いやいや、だからですね!
   娘さんの学力じゃ無理だから
   K高校(商業高校)に落とした方が良いです!」
両親「先生そう言ってるんだからそうしなさい!」
母 「やだー!」

結局、すべての反対を押し切って
受験勉強に励み、友人たちと同じ
N高校に合格することができたのです。

母に、
「どうして反対されても折れなかったの?」
と尋ねたところ、
「うーん、根拠はないんだけど、合格できる気しかしてなかったんだよね〜笑」
と、答えてくれました。

恩師からよく言っていただく言葉に
成功は大きな大きな勘違い
深い深い思い込み

というものがあります。

何かにチャレンジしようとした時
反対意見はつきものだと思います。

この人は応援してくれるだろう
と思っていた身近な人が意外と
1番反対意見を言ってくるようなことも
多々あります。

身近な人が反対意見は、
自分を心配する気持ちからの言葉が
多いように思います。

自分の人生なのだから、
誰かの意見に左右されて決めるのではなく
自分で決めないと!!!
と、いつも自分自身に言い聞かせています。

誰に反対されようとも
誰に無理だ、と言われようとも
自分は絶対にできるんだ!!!
という『思い込み』の力が
結果を左右するのだな、
ということに気づく時間になりました。

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