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洗濯機の上の棚

洗濯機の上に洗剤などが置ける棚を買った。
配偶者が設置してくれた。

完成した棚をみて、「完璧だ。」と配偶者が言った。

配偶者は、仕事でもプライベートでも、みんなが過ごしやすい空間を作りたいし、それを作るために管理したり、片付けたり、掃除したりするのが得意なのだ。

「ここに棚があればいいんだよ。」

暮らしていく上で私が蔑ろにしていた箇所について、指摘される。

棚はいらない。と何回か断っていたんだけど、

ある時気がついた。「すぐ死ぬかもしれないから棚はいらないと思っていた」
棚のない理由がそれ。

日常の至る所に死は潜んでいる。あれも、これも、あれだって、私は「だって、すぐ死ぬつもりでいたからね」みたいなことを理由にしてないことが多々あった。私はよく死ぬ選択をせず、生きてきたよ。それだけは褒めたい。

けど、私と会ったことのある人はよくわかると思うんだけど、めちゃめちゃ元気なんだよね。死と相反しそうなぐらいのほとばしる「生」なんですよね。

エネルギッシュなの、私。

自分でもなんでだろう?

なんで、こんなに自分にはエネルギーがあるのに、いつだって死にたかったんだろうと不思議だ。

そういう「体質」なのかな?と半ば諦めていたんだけど、昨年からとある本に出会って、私はどうやら胎児期に父母からの影響で第一チャクラが傷ついているのではないか?と思うに至った。


まず、一冊目が 服部みれい著の『自分を愛する本』


これは第二チャクラについてフォーカスした本。戯曲みたいな部分もあって、読みやすいし、目から鱗もの。良いです。


これを読んで、kaiさんに大変興味が湧いて、
チャクラケアブックを自分のクリスマスプレゼントに買った。

それで第一チャクラが傷ついてることがわかった。死にたい理由!第一チャクラ!

これ癒すだけでいいんだよ。

父を許せていない頃だったら、胎児期に私!チャクラを!傷つけられてる!!!ギャーさいていやん!!!って思ったかもだけど、

今回は、ああ傷ついてる。私、死にたくなるの第一チャクラ傷ついてるだけじゃん。だからしょっちゅう引っ越したくなるし(20年の間に11回も引っ越している)今まで、ホームを持ちたくなかったんだ。地に足がついてない感は友人や上司などに指摘されてたな。でも、もうホーム欲しいな。配偶者と心から安心する家に住みたいな、と思えるようになった。

なるはやで死ぬから家はいらない。借家でいいって思ってた(書いてて自分でつちょっと怖い、笑)

家はまだ先だけど、まず、車を買ってみた。3月に新車が届くのが楽しみ。家族でいろんな場所にモスグリーンの車で行くんだ。

新車に家に、バンバン日本の経済を回す、余力は、うちにはまだないですので、まず、とにかく今の家をより快適に暮らすことからしよう。

というわけで、棚。

まず、洗濯機の棚。
赤子が探究心旺盛で、風呂もあけてのぞくくらい、オフロスキーで、脱衣所に置いてある洗剤も興味津々で、いつか舐めそうと思ってたので、全部、赤子の手の届かない場所に置けて安心している。

洗濯機の上に棚ができただけですごい「家」っぽいん。なんだろう。すごく満足感がある。

すぐそこに洗濯機の上に棚があるよって思うだけでうれしい。

今日の晩御飯は、里芋のグラタンを作った。

家族で、大笑いしながら食べる夕飯の時間が私は本当に好きで、しあわせだなあって思う。

こうやって、ちょっとずつ自分を癒していこうと思うよ。

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