国際女性デーなので月経について考えてみた。
国際女性デーは女性について文章を書くって決めている。
最近、日本の学校にも誰でも無料で使えるナプキンを置こう!っていう運動が静かに広がってきているのを感じる。
個人的なことだが、私は、布ナプキンユーザーだ。
私は10年ほど前に息子の布おむつ育児にハマって、じゃあ、自分も、紙ナプキンから布ナプキンに変えてみよう!と思った。
それからずっと布ナプキンを使っている。
それから月経痛とはほぼ無縁の生活を送っている。
PMS(月経前症候群)は若干あると思う。なんか気分が落ち込むな、とか、今日は早起きしないで休もうって思う時に月経が来たりして、ああ、月経前で落ち込んでいたのかーって。ホルモンのしわざかーと。
私はもうすぐ40歳なんだけど、自分が慣れ親しんできた平均的な体重よりも大幅に増えてしまって、ヨガのアサナのポーズも満足にとれないくらいふくよかなのだけれど、
数年前までは、月ヨガという、月の満ち欠けとともにアサナをかえるヨガをたのしくやっていた時期は
満月の時に月経がきて、新月の時に、ああ排卵しているのかもとなんとなくわかるようになった。
月ヨガをしていない今はバラバラだけれど、周期が恐ろしく乱れるということはない。経血量も安定している。布ナプキンのおかげだと思う。
10年前に布おむつ育児から自然育児に傾倒しすぎてしまって、超狭い価値観の中で生きてた時期があった。
しかも、その時期に福島で原発の事故がおこってしまって、よりそれを強固にしてしまい、いわゆる
ネットスラングの「放射能」みたいになってしまった時期がある。
どういうタイミングでそれから抜け出せたのかは忘れてしまったけれど、
狭い価値観で生きていた時の自分も周りの人も今となっては、相当恐ろしく、傾倒しすぎた自然育児や原発反対派や、マクロビオティックの人々となるべく関わりたくない、、、と思ってしまい
私が布ナプキンを使っているって言ったら、私もそういう過激派に見られたら嫌だな。そういう人が寄ってきたら嫌だなってネガティブになってしまって、布ナプキンを使っているよと発信することをやめてしまった。
*注意
(マクロビも自然育児もすてきな人たちもいます、動物を殺して食べるな!とか、布おむつじゃないと母乳じゃないと育児じゃないみたいな、
他はみんな悪ダー!その人たちの価値観を変えてやろうー!
みたいな人をコントロールしたいようなあまりにも偏った人のことを指します。
偏った考えから抜け出せたことを文章にしようと思ってずっとできていないので、いつかnoteに書きたいと思っています。誰かの役に立つ気がする。)
布ナプキンは不衛生じゃなくて、どうして身体にいいか、ちゃんとエビデンスもって誰かちゃんと論文とか出している人いないのかな。誰か知っていたら教えて欲しい。
三砂ちづるさんとか、その界隈の本をもう一度読み直してみようかな。
すこし、話が脱線したのだけど、
学校に無料でナプキンを置こう!っていう流れを加速させたのが、朝の情報番組で立て続けに、女性の月経やPMSについて取り上げられていたことも関係すると思う。
私はスッキリ!の最後の一瞬しか見てないのだけれど、たまたまその時に映画監督の河瀬直美さんがコメントされていて、それが印象に残っている。
河瀬直美さんは、少数派の布ナプキンであること、ひどい月経痛などからは無縁であるようなことをお話しされていた。
河瀬直美さんが布ナプキンなのは、『玄牝(げんぴん)』っという映画を撮っていることとも関係しているのかもしれないと思った。
これは今でもポジティブに捉えることのできる自然育児系の映画かも。
もし、私が富山の学校でナプキンを無料配布することができるのなら、紙ナプキン、布ナプキンの
両方おけるようなこと
布ナプキンの使い方も講習できるような機会があったらいいなあと思った。
それまでにエビデンス!もっと自分の情報を増やさねば。
そんなことを考えた国際女性デーの日でした。
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