のりまき愛の名前の由来について
のりまき界隈で1番有名なのは、やっぱり、
『則巻アラレ』
「のりまきあい」
「のりまきあられ」
今更だけど、名前、似ている!
いままで全然気がついてなかったのは、私ののりまきは敢えて漢字変換するのであれば「海苔巻き」なんで。
実は私、千鳥の『相席食堂』に出演している回があるのだけれど、のりまき愛ですって言った瞬間「ちょと待てい」されて、「アラレちゃん?」って突っ込まれてたんだった。(すっかり忘れていた!2022に放送されています。)
のりまき愛の由来について&なぜ劇作家がコーヒースタンドをやっているのかについては、北日本新聞のコラムに書いたものをそのまま貼り付けておく。
みんなの個性を海苔で巻けたらな。
生まれてきたすべての人はみんな個性があってみんな素晴らしいのです。みんな幸せになる権利があると思って戯曲を書いています。
ところで、あなたはどんな海苔巻きが好きですか?
私はやっぱり納豆巻きかな。
カルフォルニアロールも好き。
アボカドが入ってるから美味しいよね。だけど、海苔巻きじゃなくてとびっ子で巻いてあるっけ?
いま隣にいる配偶者はきゅうり巻きが好きだって。
富山といえば寒ブリがやっぱり美味しいんだけどさ。
例えばあなたがきゅうりだったとして、
青臭いしな、ブリみたいに出世どんどんしたいな(ちなみに富山はツバイソ→ふくらぎ→ブリの順番で出世していく)ブリみたいな人気、私はないしな〜。とか思ってたとして、比較して落ち込んでたとして、
でもさ、きゅうりのみずみずしさも、シャキシャキ感も、ブリには微塵もないわけで。
だから人と比較してもしょうがないわけ。自分には自分にしかない良さを、みんなもって生きている。
だけど、日本の教育って、ダメなところを伸ばそう。苦手な分野はなくそう、みたいなこと(私はバリバリ昭和生まれ育ちなので、もろにそういう教育だった)やって他人と比較しまくる教育。
凸凹でいいのにね。
だから、私はそれを海苔で巻いて、舞台に載せたりしたいなって思ってるわけです。
俳優さんと作品を作る時もそうだもんね。
私のフィルターを通して、その人のすてきだなって思う部分を海苔で巻いて、作品に参加してもらっている。
まーでも、私はついやっちゃうよね。
あの人の文章やっぱりうまいな。あの店めちゃくちゃ繁盛してんな、私はほんとに経営の才能ないよねとか、勝手に比較して勝手に落ち込む。
今年はその思考のクセをずつ手放し、自分がもっと自分らしくあるようにする。
えいえいおー!
今年は落ち込んだら、則巻アラレみたいに「キーン」って言いながら走っていこうと今日思ったんだ。