子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その5:micro:bit購入とセットアップ)
ようやくmicro:bitに触れてみる
前回まででRaspberry Piを利用したPCのセッティングがようやく完了したので、今回から6歳の娘と一緒にmicro:bitで初めてのプログラミングを始めてみるまでの過程を描く。
micro:bitって何
micro:bitはイギリスのBBCが主体となって作った教育向けマイコンボード。 英国では授業の中で活用が進んでいるそう。今のところ日本での知名度はイマイチ?でも公式サイトは日本語に対応しているし、日本語のWebサイトも検索すると色々と出てくる。
BBC micro:bitは片手に収まる大きさのプログラムできるマイクロコンピューターで、ロボットから楽器まで、あらゆる種類のカッコいい作品を作るために使えます。可能性は無限です。
micro:bitの機能
micro:bitは下の公式サイトの画像のように様々なハードウェアやセンサが備わっていて、基本的な使い方は公式サイトで解説されている。これらの使い方を学んだあとは何を作るかはアイデア次第。
・個々にプログラムできる25個のLED
・プログラム可能な2個のボタン
・物理的に接続するための端子
・光と 温度のセンサー
・動きセンサー (加速度計とコンパス)
・無線機とBluetoothを通した無線通信
・USBインターフェース
micro:bitは2020年にバージョンアップして、マイクとスピーカーとタッチセンサが追加されたばかりみたい。また、プロセッサーもパワーアップしてるとのこと。
どこで買えるの
今回はThePiHutというサイトで購入したけど、日本だったらAmazonで買うのが一番簡単かも。簡単に壊れないようにケースも一緒に買った。さっそく届いた後に開封。
買ったのは、micro:bit V2 GO - Starter Kitというもので下の写真のようなかわいい箱に入ってた。スターターキットなのでmicro:bit本体のほかにケーブル類と電池が入っている。
黄色の他にも何種類かカラーバリエーションがあって、どれが送られてくるかはランダムみたい。娘は黄緑がよかったみたいなので少し残念がってた。
一緒に買ったMI:pro Protector Caseを付けるとこんな感じ。どうかすぐに壊れませんように。
micro:bitをPCに接続
micro:bitのセットアップといっても、基本的には付属のmicro USBケーブルをPCに挿すだけ。するとmicro:bitのLEDが光って音を出す。ちなみに娘はPCセットアップの翌日、「micro:bitやってみたい」といつもより早く朝6時くらいに起きてきた。
micro:bitとPCを接続すると、音とLED表示によりmicro:bitの機能チュートリアルみたいのが始まる。下の写真は、Aボタンを押すように矢印が表示されてるところ。
micro:bit立ち上げ時のチュートリアルゲームが面白かった。加速度センサーを使って基板の傾きを検出して、LEDの光を動かしてゴールに持ってくゲーム。 pic.twitter.com/4E3ch1Vg7L
— Koki Mitsunami (@KMitsunami) March 28, 2021
これだけでも(私は)だいぶ楽しかった。娘は、加速度センサーで傾きを検出する、とかの概念がまだわかっていないので、micro:bitを動かしながら言葉で説明してもあまりピンと来ていないようだった。今後、もっと触っていきながら分かってくるかな。
次こそプログラミングに突入
これでmicro:bitとPCを接続できたので次は簡単なプログラミングを使ってmicro:bitを制御してみたいと思う。