#435 たらりらりーら〜

 こんにちは、鏑木澪です。

 あっ、えっと……ちょいと汚らしい話で申し訳ないのですが、約1週間前にお腹を壊してからというもの、厠警備員(トイレから離れられない人)になっておりました。

 夜も眠れないじゃないか、ボケェイッ

 せっかく喉は治ったのに、さすがに寝ていない状態だと、やっぱし声の出方がよろしくなかったり、お腹に力を入れたら危なかったりで、歌ってみたの録音を見送っていたら、明日は、

 イブ……今日、イヴイヴ。
(くりすます、なにそれ、おいしいの?←)

 はぁ、このままケーキとチキン食べたら、あっという間に年越しちゃうじゃん。
(ところで、クリスマスケーキは昨日食べてしまったし、チキンは予約してないし、私は当日どうやってすごしたらよいのでしょうか?←3日も前に食べたら、ただ平日に贅沢にもケーキ食べただけのやつじゃないかよ)

 まいった〜
 こんなはずではなかった〜

 しかも、結局のところ、なぜお腹を壊したのか、いつ治るかもわからず、今日からヤクルト1000を飲んで回復に期待しているのでした。笑
早よ病院行け←厠警備員だから、行くに行けない。食欲は普通にあるし、散歩も行けるようになったし、ちょっとずつ良くなってるから、大丈夫。もうすぐ治るさ、あはは……こんなになったの初めてでびっくりしてる)


 

 はい、気を取り直して。

 毎日チケットが配布されて1話ずつ読める漫画アプリ。
 並行して20作くらい読んでいることが多いです。

 ここ最近読んだ作品の一部をば、紹介しましょう!

『シルフの花姫』(かめじろ、2023)

 私は2巻までしか読めていないのですが、Googleで検索したら候補に「打ち切り」と出てきまして……う、嘘だっ、あぁアア。かめじろ先生のPIXIV FANBOXを覗きに行ったところ、どうやら商業版は連載終了、続きは描いてくださるそうですが、自主連載となるようです、、、おぉう。

 特段、百合作品を好んでいる自覚はないのですが、「女の子同士が、よろしい感じにしているのが見たいな」と思ったら結果的に百合にたどり着きます。笑

 正直、読んでいる最中に「これ、百合だ」と鈍い私でも気がつくような、作為的な営業要素を強く感じる百合は苦手です。

 これくらいのイチャコラ具合、好きだぁ

 典型的な「弱さを見せられない立場にいる人と事情を理解して助けてくれる人。良き理解者であるはずのあいつには、人に言えない秘密が?!」系の物語ですが、絶妙な距離感が見ていて心地良いです。

 個人的には、『白聖女と黒牧師』(和武はざの)に登場するフレデリカが思い出されました。フレデリカは聖女であるが故に、「人間と同じに扱うなどおこがましい」「病気などされるはずがない」と周囲の人間たちが治療を受けさせなかったため、医者に診せれば治るはずの病で亡くなってしまったのでした。

 不思議な力を持っていても、ただの人間だからなぁ

『シルフの花姫』の皇女・ナターリアも、近くにいる人間の助けを得られない状況で、フレデリカと同じ道を辿るところにいたのだけど……ひとまず、救われてよかった。
(私のなかの何かも救われた気がするぜ)


『悪魔の花嫁』(原作:池田悦子、絵:あしべゆうほ、1975)

 小学生の頃に温泉施設(?)で読みました。
 何巻まで置かれていたのだったか……少なくとも、数回行った程度で読み切れる量ではなかったから、「温泉行きたい!(漫画読みたい)」と、度々、親にねだったのでした。笑
(本当は、腰が悪いから療養目的?で行っていたはずなんだがな←いろいろ、おばあちゃん過ぎる小学生)

 10年以上ぶりに……んん゛

 殆どのお話は覚えていたのだけど、オチが曖昧になっているものもあって、ゆっくり楽しく読み返しています。

 やっぱり、面白いなぁ。

 寓話が多いのだけど、9巻の「寒牡丹夜話」は……なんというのかしら。当時も今も、私は物語における純愛の良さも、現実世界における純愛も、よくわからず嘘っぽく感じてしまう捻くれ者です。

 肉欲のない恋愛って、非合理的じゃないか。
(この人、最低なこと言ってるよ)

 恋愛は文化的な側面から生まれた副次的な要素だからさ、それで一喜一憂して、綺麗だの汚いだの言っているの、おかしいだろって子供の頃から思ってるんだけども……悲恋物語、好きなんだよね。

 まぁ、そういうことよ←一喜一憂している側の人間、私。
(悲恋のほうがリアリティあるじゃないか泣)

 何と言わないけれども、作中で「千年先も変わらぬ愛があるから待てる。結婚しよう」みたいなセリフを吐いておきながら、待つ側が8年で折れたのに、美談になってる作品とかあってだね……そのほうがリアルではあるが、美しくない。

 人の姿でなくなっても、誰かを想い続け、命つきる前に一目だけでもと願う
 千年の星霜を超えて結ばれる恋

 今のところ、自分がこういう物語を書きたいとも、書けるとも思わないのだけど、いつか、自分なりに気づきを得て書けるといいな、素敵なお話だなと思いました。

 恋愛関係なく、真っ直ぐな心を見ると胸がすく!ッ


 長くなってしまったので、このあたりにします。

 前からよく言っていることだけれど、特に今年は「絵を描ける人っていいなぁ」が口癖になっていました。笑

 例えば、人にちょっとしたメモ書きなんかを渡すとき、名前の横にニコちゃんマークでも描ければ、印象が大幅に柔らかくなるところ、私は幼少期も、大人になってからも、そういうことができなくて、「愛想がない」「冷たい」とよく言われました。

 下手な人間がニコちゃんマークなんか描くと「怒ってる?」「化け物いるんだけど」とか言われて、逆効果ですからねぇ、涙

 はぁ、絵が描ける人はいいわぁ

 がんばろう。

 ではでは〜


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