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悲しいのでブログをはじめる

●友人や、職場の人と何かについて話しているとき
大抵、私が話してる途中に「あ!」とか「そうだ!」とか言われて中断され
「ごめんね、話してる途中だったのに。続きどうぞ」と相手に言われ
ああこれは話しすぎで、もう聞いていないんだと悟ったことが何度もありました。
必ずこうも言われます。「なんかすごいね」「いろいろ考えてて偉いね」。


●何かについて感動したり、考えたり、話したりすることが好き。テーマをもらえれば何時間でも話せるし聞ける。まったく知らないことでも。
みんなそうなんだと思っていた。
私は話しすぎてしまっていた。
みんな、意見があって感想があって、交換するものだと思っていたから。
気づいたときにはもう遅すぎて、私の周りには「とても優しい人」しか残っていなかった。
(『とても優しい人』は話を最後まで聞いて頷いてくれるだけの人のことをさす。あるいはそう私がプログラムしたロボットのようである。ごめんね)


●ブログを書けば自分の考えたことを外に出せるし、
誰も読んでいないので人に迷惑をかけることもない。
話を中断されることもない。
もう聞いてないんだ、と思いながらなぜかニコニコしている相手に恐る恐る続きを話すあの惨めな気持ちにもうならなくていい。


私はずっと誰かに自分の見える景色を聞いてほしかったし、そちらの窓からは何が見えるのかを聞かせてほしかった。偉いねとかすごいねとかそんなことを聞きたいんじゃない。
noteの運用も全然わからないけどとにかく書ける場所があって安心した。
ここでは話しすぎてもいいんだ。


三木かおり(ミキカオリ)といいます。
三木は母が作家をやったときに使った名字です。
ただの会社員で同性のパートナーがいます。
短歌が好きです。
よろしくお願いします。

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