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過ごしやすかったぜタイ・チェンマイ【前田家の世界一周】

2023年8月1日から始まった世界一周も、いよいよ最終ステージに入ってきました。タイです。


世界一周後が見え始める

日本に帰国する日も決まり、航空券も予約しました。南アジアに来てから、旅の終わりが見えてきた気がしていて、毎日の時間がカウントダウンのように感じています。寂しいような、希望の光が見えたような、複雑な気持ちです。

世界一周が終わることは、私にとっては、社会人に戻ることを意味しています。中央アジアにいた頃から就活は始めていて、行く先々でオンライン面接を受けていました。

タイ・チェンマイに辿り着いたのは、11月中旬。ちょうど就活の過渡期で、最終面接がいくつか並んでいました。それに加え、タイ古式マッサージの授業も受けてたり(それに関するnoteはこちら!)、チェンマイに住む知人と会ったりなど、割と忙しい毎日を送っていました。幸いなことに、チェンマイ滞在中に内定をいただくことができました。

チェンマイで出会った目つきが鋭い猫

世界一周が終わったら、どうなっているんだろう、と考えていましたが、少しずつ輪郭が浮かび上がってきました。

この旅ももう終わるのか。


チェンマイの暮らし

滞在先

チェンマイに滞在していたのは、合計で18日間!長い!
滞在していたのは、もちろんAirbnb。チェンマイの繁華街や旧市街からは離れた場所でしたが、チェンマイ1大きなモールの隣にあるコンドミニアムで、便利&キレイな場所でした。

Airbnbのリスティングページ

コンドミニアムはかなり大きく、何棟もまわりに建っており、真ん中にはかなり大きめのプール。よくメンテナンスされているからか、水はきれいで、入りたくなるプールでした。

夜な夜な飲み歩きたい人には向いていないロケーションかと思いますが、ゆっくり生活がしたい方にはおすすめです。住んでいる人はファミリーが多かった気がします。


チェンマイの位置関係(ざっくり)

2週間ちょいしかいなかった私による、チェンマイのざっくり地理関係はこんな感じです。

・ピングで囲ってあるエリアが旧市街で、寺院、お土産ショップ、レストラン、バーなどはこの辺。大麻ショップとかもこの辺に立ち並んでいるので、慣れていないとびっくりしそう。外国人の観光客が多い。

・ピン川を挟み、右上にあるのがAirbnb。すぐ隣に「セントラル・チェンマイ」と呼ばれる巨大モールがあり、大戸屋、やよい軒、UNIQLOなど一通り見つけられる。スーパー、フードコートもある。

・ニンマンエリアは今ホットなエリアという感じで、良い雰囲気のカフェやレストランがあるので、私たちもよく足を運んだ。日本人のノマドはこの辺に住んでいる人が多い気がする。空港も近いので便利だと思う。

・緑の色をつけてあるのが、Airbnbとモールの前を走る大きめの道路。地図上はAirbnbとニンマンは真反対だけど、この緑の道路を爆走すると15分くらいで着くので割と近い。むしろ旧市街に行くよりも近い。

ちなみにチェンマイの美味しいお店などの情報は、チェンマイに移住されているYanagi lifeさんのYouTubeチャンネルを見るとよく分かります!おすすめ!


バイタク最高

ちょっと郊外に住んでいたので、毎日のように何かしらの移動が発生していました。チェンマイではUberとBoltが利用でき、車とバイクが配車できます。

車を配車すると、バイクよりも料金が3倍ほど上がります。そのため、私は毎日バイクタクシー(通称、バイタク)を利用していました。

東南アジアのバイタクって賛否両論で、実際に乗ってみても「危ないな」と思うこともしばし。車の間をスルスルと通りますし、法定速度が時速60キロのところを、80キロ以上で走ったりとか!

でも、チェンマイのバイタク運転手さんは、比較的に安全な方だと思います。95%の運転手さんは、乗客分のヘルメットも持ってきていました。それを着用するか否かは、乗客判断です。そのため、付けていない人も多くいますが、一応ヘルメットを着けることはできます。

そもそもバイク乗りが多い

最初、バイタクに乗った時は緊張しました。座席の後ろにちょっとだけある手をかける場所?を、手が白くなるまで握りしめ、乗るというよりは耐えた。毎日乗っていると流石に慣れて、体幹でバランスを取れるようになりました。

慣れてきたころ

慣れると、バイタクって最高〜!!!ってなります。かなり早く目的地に到着しますし、渋滞をすり抜けるので気分的に楽なんですよね。景色も楽しめる感じがする。

日本では無いシステムですが、あったら乗りたい!タクシー業界さん、どうですか!?


チェンマイの街中

チェンマイはかつて、1292年から1775年まで栄えた「ランナー王国」の中心地でした。ランナーとは「百万の田」を意味し、稲作が盛んだったこの地域の豊かさを象徴しています。

タイ中部や南部とは異なる建築様式や文化的伝統が色濃く残っており、チェンマイ内だけでも300以上の寺院があるそうです。

といっても、あえて寺院を巡る旅はしませんでした。有名どころの「ワットドイステープ」「ワット・ロンクン (これは厳密にいうとチェンライにある)」なども行かず、街を歩きながら、寺院と出会ったら入らせてもらう、にわかムーブ。

それでも、割と色んなところで寺院があり、いわゆるタイっぽさを感じることができました。さすが、寺院が300あるだけあります。

唯一、出会った有名な寺院は「ワットプラシン」でしょうか。ここは、チェンマイの中で1番格式が高いとされているそうです。

14世紀に建てられ、ラーンナー王国の第5代王パユが父の遺骨を安置するために建設しました。お花と緑に囲まれ、とても華やかな場所でした。

寺院の中に入るには入場料が必要とされています


寺院の他にも特徴的だなと思ったチェンマイの姿は、個人で経営するハンドクラフト系のマーケットや、小さなお店が多かったことです。

服、帽子、アクセサリー、キッチン用品など、店頭に並ぶ商品は本当にさまざまでしたが、いずれの値段も、そこまで高くなかったです。おまけに、全て作っている方のこだわりが見えて、可愛く、実用的なものばかりでした。

思わず大量に買い物をしそうになりましたが、ここでも頑張って堪え、次にチェンマイに来た時のために楽しみを取っておきました。

ニンマンエリアや、旧市街を中心にお店やマーケットが開かれていて、夜にもショッピングをすることができました。

生演奏もしていて、雰囲気が素敵でした

ニンマンエリアで夜ご飯を食べた後に、ちょうどマーケットが開いていたので、夜のお散歩がてらフラフラ。国によっては、夜に外をフラフラできない場所もあります。チェンマイのように、気兼ねなく夜に歩き回れるって、やっぱり幸せなことですよね。


チェンマイのご飯最高

日本チェーンとチェンマイ

やっぱり、日本食って最強だよなー!!!特にチェーン店の安定感たるや。

チェンマイにあるセントラル・チェンマイモールでは、日本食をはじめとしたアジア系のレストランが多くありました。よく考えてみたら、当たり前か。ここはアジアだ。

その中でも驚いたのは、大戸屋とやよい軒があったことです。タイのチェンマイまで進出していたのか!

日本の大戸屋ってお蕎麦食べれましたっけ?


トンカツを乗せる網がジャパンって感じですよね

日本でも馴染みのある名前のチェーン店で、「あの味」を「あの雰囲気」で食べるのは久々でした。ご飯の種類が選べる、とかも日本の定食ならではですよね。ありがたい。

加えて、チェンマイ滞在中に何度もリピートしたパン屋さんも同じモール内にありました。「Saint Etoile」というお店です。

パンの味、種類、そしてお会計時にパンを1つずつビニール袋に分けてくれるところ、がいかにも日本のパン屋。調べたら、日本のパン屋「サン・エトワール」でした。

右上のクリームチーズたっぷりのパンが激ハマりでした

現地の人にも超人気で、他のパン屋さんの倍くらいお客さんが入っていました。お値段も日本のパン屋さんと変わらず。


他のチェングル

チェンマイには、他にも美味しいご飯がたくさんありました。1軒ずつ書いていくとキリが無いので、印象深かったところをいくつか。


チェンマイホルモン(日本式の焼肉)

ホルモンがマジで美味しかったです。普段あんまり食べないけど、おかわりしちゃった。


ムーガタ・しゃぶしゃぶ

時間無制限の食べ飲み放題(ソフトドリンク)で、2人で2000円ちょい。安すぎませんか!?大人気店のようで、1時間ほど待ってから入りました。

ムーガタとしゃぶしゃぶのいずれかを選ぶと、それ用の鍋が運ばれてきました。薄切りのお肉はタッチパッドから注文し、ホルモン、味付きのお肉と野菜系はバイキング方式で取りに行きました。

タレは結構タイ風。思わずポン酢が欲しい…ってちょっと思っちゃいました。


うどん専門店

旧市街にある本格的なおうどん屋さんです。店先でおうどんを打っていました。

私は釜揚げうどんを頼みました。おうどんは割とやわ目で、お汁は甘め。もう少しコシがあって、お汁が辛めだったら良かったな〜。


手打ち中華麺

ここ、超おすすめです!ニンマンにあるお店で、ここも店内で麺を手打ちしていました。24時間営業だそうで、飲んだ後に来る人も多いそうです。

私が食べたのは、混ぜ麺。ペーストが辛そうに見えますが、意外とそこまで辛くなく、細く切られたきゅうりとの相性が良かったです。麺の太さも選べるので、無限に楽しめてしまう。この時は平打ち麺にしました!大正解でした!

ここはもう1度、2度行きたかったな〜。


カフェ2連発

チェンマイには、かなり多い数のおしゃれカフェがありました。カフェ好きは相当楽しいと思います。

いくつか行った中で気に入ったのは、この2店でした。

アカアマコーヒーは、日本にも店舗を構える有名店だそうで、チェンマイにも2店舗ありました。こちらのロケーションは、メインのお店ではなく、イートイン的なスペースは小さめですが、静かなエリアにあるので、落ち着いてゆっくりできます。

濃ゆいコーヒー


次は、LOTです。ニンマンにあるカフェで、若者が多くいました。基本的にずっと混んでいますが、雰囲気が良かったです。

コーヒーももちろん良かったのですが、私がお気に入りだったのは上の写真の、フルーツたっぷりギリシャヨーグルトです。ドラゴンフルーツや、ハチミツのブロックが入っていたりと、ちょっとしたお店のこだわりを感じました。ボリュームもあるし、軽食に完璧でした。


食にはほんとうに困らない滞在でした。少しずつ日本に近づいているってことですね。


ノマドニア3周年

チェンマイに来た理由その2。

夫が共同運営している「ノマドニア」(公式ウェブサイトはこちら!)が3周年を迎えました。

ノマドニアを開催している場所の1つであるチェンマイで周年イベントをやるとのことで、それに参加すべくチェンマイに来ていました。私は、参加者でもないけど、なぜか呼んでいただきました。

最強のコンビ

そういえば、ノマドニアが初開催されたのは、2021年10月でした。開催される数日前に、夫はジョージアへ行くことになっていました。

当時はコロナ真っ只中。海外に行くにはワクチンの接種証明、PCR検査の結果が必要で、今ほど簡単に国境を越えることができませんでした。夫は入念な準備を重ね、いざ出国!…となるはずが、台風の影響で飛行機が飛ばず、空港から家へとんぼ返り。1日家で待機し、次の日に再度出掛けて行きました。幸先が悪すぎるぅ!

本当に、参加者の方は来るのだろうか。
思い描いていた講座はできるのだろうか。
参加者の方に満足してもらえるだろうか。

いろんな不安を抱えながらジョージアへ向かって行ったのを覚えています。

最初は2人だけだった取組みは、色んな方の力もあり、3年後には500人を超える方が参加したプログラムに成長しています。

場所に捉われず働くって、とてもバイタリティが必要なことだと思いますが、それをこれだけ多くの人がやりたい!って思って、実際にそれをやっている人も多くいるのかと思うと、口を開けて感心する他ありません。

ノマドになるきっかけとなっているのが「ノマドニア」だと思うので、それを作り、今でも運営し続けている夫とKOHさん、改めておめでとうございます。これからも、いろんな人の人生が変わるきっかけを作り続けてね。

同じテーブルで、なぜかとてもウマが合ったノマドの皆様


チェンマイ、楽しかった

チェンマイ観光は、そこまでやらなかったけど、チェンマイのご飯をたくさん食べて、バイタクでブンブン移動して、ノマドニアのイベントに参加して、いろんな人とご飯も行って、タイ古式マッサージの授業を受けて、面接もして、なんだか活動的な毎日でした。

活動もしやすかったのだと思います。そこまで大きな街ではないし、やることも程よくある。ここであれば、住める、いや、住みたいと思える場所でした。実際に、チェンマイに住む日本人の方も多いですよね。分かるなぁ。

また戻って来たいな、チェンマイ。次は、タイ古式のレベル2を受けようと思います!


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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