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1年半誘い続けて、やっと来てくれたお姉ちゃんと一緒に遊んだダナン・ホイアン【前田家の世界一周】

もう!そんな!ダナンに関する投稿が、麺活だけなわけないじゃないっ

麺活よりも大事なイベントがありました。それは、姉が日本からベトナム・ダナンに来てくれることになり、久々の家族タイムを過ごせたことです。



姉が来た

私には歳の離れた姉が2人います。約10歳離れているので、妹というよりは、時に娘のように愛されてきました。

姉が来るにあたり、いつもより観光の計画を考え、行く場所も調べまくりました。世界一周の中で1番ちゃんと準備したかもしれない。

そして、姉が来る朝当日。

まず、ベトナム入国にビザはいらんが?だし、多分、出国のことだよな??

姉と電話で話し判明したのは、パスポートの有効期限が6ヶ月以内だったため、航空会社のカウンターでNGをくらったとのこと。ちなみに、姉はパスポートセンターに電話をして、有効期限が迫っているが渡航可能かを確認し、「渡航可能である」と言われていたため、それを信じていたそう。

そのパスポートセンターの担当者、今だに恨んでいるけど、とにかく、姉の1人は来れませんでした。

旅行会社のようにサインを掲げて待っていた

1人で来ることになった姉の方は、そこまで海外旅行に慣れていませんでした。空港の出口まで辿り着けるだろうか。私の方がドキドキしていましたが、無事、再会。

久々に誰かをアテンドする側になり、限られた滞在時間を最大限に楽しんでもらうには、どうしたら良いのかを考えながら過ごしました。普段の行動量の2倍は動いていたので、正直バリ疲れましたが、姉のおかげで、ダナンを一生分満喫できたと思います。


ちゃんと観光した日々

姉が来てからの4日間は、とにかく観光をしまくりました。普段は家で時間を過ごすことが多いですが、今回は真逆。ダナンが提供するエンタメはすべて吸収できた気がします。

パワースポット?「五行山」

まず初めに訪れたのは、「五行山」。

五行山は、大理石と石灰岩で構成される5つの小山から成り、それぞれが五行(木、火、土、金、水)の要素にちなんで名付けられています。別名、マーブルマウンテンです。

五行山には、「アムフォン洞窟」や「ヒエンコン洞窟」などの洞窟のほか、仏教やヒンドゥー教に関連する彫刻や遺跡もあります。パワースポットともされているそうです。姉が1番行きたがっていた場所でした。

厳密にいうと、マーブルマウンテンには、2つ行く先があります。山の下にある洞窟(アムフォン洞窟)と、上にある洞窟や寺院です。行ってから知ったのですが、それぞれに入るチケットが必要でした。

また、山の上に登るには階段を登るルートと、エレベーターを使って登るルートがあります。エレベーターは有料です。

私のおすすめは、山の上のみへ行くこと。また、体力が著しく低くない場合は、階段で上がることです。階段の段数は、大したことありません。


アムフォン洞窟

マーブルマウンテンのふもとにある穴の中が、アムフォン洞窟です。アムフォン洞窟の意味は、「地獄洞窟」。後から知りました。

メインのエリアは、意外と入り口から深く入った方にあります。

天井が高い洞窟で、岩肌が剥き出し。「地獄洞窟」の名の通り、仏教の地獄や天国を象徴する彫刻やシーンが再現されていました。

地獄を描いた部分には、地獄に堕ちた人が罰を受ける様子が表現されていました。正直、ばりチープでした。これ、いる?

何も装飾しない方が良いのでは?と思いつつ、電飾で飾られた洞窟内を見学しました。時折、太陽の光が入る箇所があったり。

ま、ここは行かなくて良いかもです。


変わって、マーブルマウンテンの上です。

意外と広々としていた頂上で、緑が多く、見どころは多くありました。

1番の見どころは、「ヒエンコン洞窟」でした。

洞窟の天井に大きな開口部があり、そこから差し込む自然光が洞窟内を神秘的に照らしていました。途中には、釈迦如来や観音菩薩像の彫刻があったりと、宗教的なエリアも。

素敵な日差し
思わずお参りしたくなる


ミスった「ドラゴンの橋」

ハン川にかかる「ドラゴンの橋」は空港があるエリアと、ビーチ側のエリアを結んでいます。鉄骨で作られた龍のオブジェは割といかつくて、夜になるとライトアップされます。

なお目はハート

ここで、ダナン最大のミスを犯しました。

ドラゴンの橋では、毎週、金・土・日・祝日の夜21時から、15分間にわたるファイヤーショーが行われています。ドラゴンの口から炎や水が噴き出すショーだそうです。

これを、21時から15分ごとに行われるだと勘違いしていました。

現地に到着したのは21時5分頃。やけに周りの人が帰っているな〜と思っていたら、すでに終わっていました

くそー!!!

あたりの道は水浸しになっていたので、かなりド派手なショーなのだと推測します。見れなくて、とても残念でした。

仕方がなく、橋から見る夜景と、近くで開かれていたナイトマーケットの雰囲気を楽しみ、帰りました。

みなさん、気をつけてね


ボートでぐるぐる「ホイアン」

ホイアンは、ダナンから来るまで1時間ほど離れた場所にある観光スポットです。むしろ、こっちの方が有名かも。

ホイアンは16世紀から17世紀にかけて、日本、中国、ヨーロッパの貿易商が集まる国際的な港町として栄えていたそうです。川が町の中心部に流れていて、夕暮れ時には多くのボートがこの川を流れます。

毎月満月の夜に開催されるランタンフェスティバルでは、街全体が電灯を消し、伝統的なランタンの光で彩られ、川では紙製の灯籠を流し、願い事をするそうです。素敵!

街中にはテイラーさんのお店が多く並んでいて、オーダーメイドの服を作ってもらっている観光客がたくさんいました。そういえばTikTokで欧米系の人が、よくホイアンで服を作ってもらっているな。

これはスタバです。黄色くて可愛い!
蓮?のジュースが飲めた

私もテイラーさんで服を作ってもらいたいな〜と思っていたのですが、出来上がるまで3回くらい店舗に行く必要があるとのことで、ダナンで滞在していた私は断念することに。

そのため、ダナンのアクティビティとしては、ボート下りにしました。

これが、すごく面白かったです。

https://maps.app.goo.gl/4QwEbE5PJy8YLJoB8

カタールにいた時に食べたベトナム料理屋さんで、ベトナムの国を紹介する動画が流れていました。お椀型のボートに乗り、それをぐわんぐわんまわすクレイジーな動画。


楽しそう!行かねばならぬ!直感的に感じ、Klook経由で予約したボートがこちらでした。

ホイアンの端っこにあるボート乗り場から乗船しました。船を動かしてくれる人を含め、3人で乗り。姉と私で1個、夫が1個のボートで乗りました。ベトナム風の三角の帽子は被らせてくれます。これが結構涼しくて、普段も被りたくなるほど。

初めは細い川をゆっくりと進みました。ところどころ、木が多いしげるエリアがあり、そこを潜り抜けながら。ジャングルクルーズにでも乗った気分でした。

しばらくすると水路が開け、湖のように広いエリアに辿り着きました。他のボートも多く出ていて、三角帽子の観光客がわらわらいます。

ここからがメインアトラクションのボートぐるぐる回しです。

なぜか、カンナムスタイルが爆音で流されていて、青空の下でふぅ〜↑↑とテンションがぶち上がっていました。私もそれに流されて、なんか大きな声が出ていました。

回る船は、乗船する船よりも丸く、深く作られていました
終わった後はチップを支払います(任意)

希望すれば、自分たちが乗っている船も少し回してくれます。夫は、回してもらっていました。夫の荷物は私たちが別のボートで保管していたので無事でしたが、ライフジャケットや余っていた三角の帽子は、水に落ちていました。


ぐるんぐるんエリアの後は、なぜか水上でカラオケパーティが行われているエリアに入ります。他のアジア圏から来ている観光客の方が多いからか、ベトナム語でもない別の言語で、何かのポップスを、これも爆音で歌っていました。

日本人が多かったら、マツケンサンバでも流れるのかしら。それとも、女々しくて?ultra soul?そういえば最近流行っている曲は、何も考えずに踊るカラオケ曲ってあんまり少ないかもね。なんて話をしながら、私たちは歌わずにスルーしました。

1時間ほどボートで旅をして、船着場に戻ります。

お腹いっぱいになるくらいボート旅ができて、1人あたり500円くらいです。チップを払っても+100円とか。多分、現地で支払えばもっと安いと思います。

とにかく、内容にしては中身が濃ゆいツアーでした。ホイアンに行ったら是非試してほしいアクティビティです。


意外と良かった「バーナーヒルズ」

ダナンから車で1時間弱ほど走らせた先にあるバーナーヒルズは、標高約1,500メートルにあるテーマーパークです。

入り口は山の下にありますが、そこから20分ほどロープウェイに乗り、山の上へ登ります。途中で耳が詰まるくらい高いところまで登りました。

ロープウェイは何本も走っていて、行き先によって乗るルートを決めます。ロープウェイ代金は、テーマパークのチケット代の中に含まれていました。

ロープウェイから見える景色がとても良かった

バーナーヒルズの見どころといえば、大きな手の上にかかる橋です。

人工物の映えスポットって、実際に行ってみると見劣りすることが多いですが、ここは違いました。写真で見たのと同じ景色で、映え映え。来て良かった!

この橋以外は、ヨーロッパ調の街並みが表現されるエリアでした。

乗り物はいくつかありますが、レストランやバーが多かったです。ファミリー層もいましたが、小さい子は果たして楽しいのだろうか。

入場時に、小さなグラスに入ったドイツ系のビールの無料券を貰えたので、醸造所のようなレストランで少しだけビールを飲みました

唯一乗ったアトラクションは、自然の坂を利用したコースター。席の横にあるハンドルを引くとブレーキが掛かるので、セルフでスピードを調整できました。

山の斜面を螺旋状に周回するローラーコースターで、思ったよりもスピードが出て、期待していたよりも楽しめました。

2人乗りのコースターでした

特に何も調べずに無かったので、見るもの全てがサプライズでした。入場料はちょっとお高めでしたが、ロープウェイから見える景色、パーク内の雰囲気、地味に楽しかったローラーコースターなど、なんか楽しかったです。


お土産にこれ良いわ「Maison Marou」

姉が日本に持って帰るお土産を探していました。

ホイアンに行けば提灯があったり、ダナン市内でもベトナム風の雑貨がありますが、使うかと言われると微妙。結局、食べ物が1番良いよねということで、ベトナムのチョコレート店「Maison Marou」と出会いました。

味はもちろんのこと、ここの特徴は包装がかわいいことです。

個別包装されているミニサイズのチョコレートや、ちょっと変わった味のチョコ(ホットペッパー入りなど)があったりと、お土産にぴったりです。おそらくベトナムの主要都市であれば、どこでも買えるはず。おすすめ!


麺以外のベトナム料理を楽しむ

ダナンでは麺を主食に過ごしていましたが、姉が来た今、流石に毎日フォーだと可哀想なので、他のレストランにも足を運びました。


満足度No.1 「Nhà Bếp Xưa Restaurant」

ミーケービーチ沿いにあるベトナム料理屋さんで、価格帯もお手頃でありながら、ボリューミーで、すべてのメニューが美味しかったです。特に、バインセオ!

お肉がたっぷりと入り、外はカリッと焼かれたバインセオを、ライスペーパーに巻いて、生の野菜と一緒に食べます。油感と野菜のさっぱり感がちょうど良くて、パクパク食べることができました。1人でも余裕で食べれちゃいそう。

夜の6時頃に向かいましたが、人気店だからか、すぐにテーブルは満席になっていました。お店も清潔で、店員さんも丁寧でした。もう一回くらい行きたかったな。


魚なら、多分ここなんだろうが「Bé Ni 2」

ここもビーチ沿いにあるお店で、とにかくシーフードが色々食べれるお店です。

何かの魚を蒸し焼きしたやーつ。身がぷりぷりで美味しかった!
海ぶどうって、こんな量食べるものなのだろうか

店先に生け簀が並べられていて、そこから好きなシーフードと調理方法を選んで食べることができます。選んだシーフードの重さで価格が決まるスタイルです。このような形式のお店は、ダナンのそこら中にありました。

魚以外にもメニューはあって、チャーハンや野菜炒めなどもあります。

自分で選ぶスタイルのお店はおすすめします。でも、このお店じゃなくても良いかもしれません。人気店すぎて、店員さんが完全に回っておらず、オーダーミスが連発しました。残念。

食事は美味しかったです!


自分の旅人力

他にも姉と一緒にマッサージ(2回)、モールでショッピング、チェーと呼ばれるデザートを食べに行く、ビーチ沿いのお散歩、カフェ活…など色んなことをしました。Boltをフルに活用して、東から西へ動きまくり。

この4日間を経て、自分の旅人力が高くなっていたことが分かりました。

Boltひとつにしろ、海外旅行に慣れていなければ、使い方が分かりません。使えたとしても、登録したクレカがなぜか使えないこともあります。空港から乗る時は、Boltの乗り場から乗らなければなりませんし、運転手さんも何かのツアーを営業してくる時もあります。

トラブルとまではいかなくても、スムーズに物事が進まないことは何回もあります。その時に、「じゃあ、こうしよう!」と考えられるようになったのは、成長でした。

気づかないうちに、旅人になっていたのかもしれません。


その他のダナン生活


ダナンの滞在先

実は、ダナンでは2箇所に滞在しています。

1件目は、超高層マンションの40階にあるアパートスタイルのAirbnbでした。マンションにあるほとんどの部屋が貸別荘として使われているようで、旅行者ばかりがいました。

ホストさんと部屋自体は悪くなかったのですが、滞在期間中に、下の階で内装工事が始まり、朝早くからドリルの轟音が鳴り響くようになったこと。また、廊下に面した窓に鍵がかかっておらず(チェックイン当日の話のため、気づかなかったです)、朝方に廊下側から窓が開いたこと。

騒音とセキュリティの面から不安になり、違う部屋に移動することにしています。

2件目は、ビーチからは若干離れているものの、生活をするための立地はコチラの方が良かったです。

ちなみに、姉が滞在したホテルも観光としてくるのであれば、おすすめです。内装がすごくオシャレで、スタッフさんも良い人。中心部から1本外れた場所にあるので、静かでした。姉曰く、朝ごはんが毎日違って、おいしかったそうです。


ビーチ側にあるスーパー

ここで今さらダナンの全体図の話なんですが、ダナンは、川を挟み2つのエリアに分かれています。右側がミーケービーチなどがあるビーチ側で、左側が空港側です。

一応、空港側にも観光エリア(ハン市場、最近日本にも進出した4P’s)もありますが、観光客の多くは、ビーチ側で滞在している印象がありました。

あくまでも私の印象論です

そのため、私たちのように自炊メインで生活をする場合は、ビーチ側で滞在するとちょっと困ります。

ビーチ側には小さいマーケットなどはあるものの、いわゆる何でも揃うスーパー的なものはありません。大きめのスーパーは、主に空港側にありました。Boltが安いので移動すれば済む話ですが、徒歩圏内で買い物ができる方が便利ですよね。

ビーチ側でほぼ唯一と言っていいのではないか!?と思う、フルーツ、野菜、肉が揃うスーパーはこちらです。

韓国系なので、日本食に近い食材も手に入れることができます。ベトナムの食品(お菓子とか)も、近くにあるお土産店よりは安く手に入りました。おすすめです。


ベトナムカフェ事情

ダナンには、想像していた3倍の数のおしゃれカフェがありました。そういえば、ベトナムコーヒーってあったな…って到着してから思い出しました。

どのカフェに行っても大きなハズレはないのですが、ぜひ試して欲しいコーヒーは「アボカドコーヒー」です。

ミキサーで潰したアボガドに、エスプレッソを混ぜて飲みます。何それ!?って感じだし、最初飲んだ時は、「これは、アボガドと、コーヒーだな」ってあまり惹かれはしませんでした。

でも、なんだか、また飲みたくなる。なんなら、今も飲みたい。ベトナム以外で、どこで飲めるのこれ!?

他にもエッグコーヒー、ココナッツコーヒーなど、ベトナムならではのコーヒードリンクがありました。ベトナムのカフェは、とにかく楽しかった。

ダナンの街中には、色んなカフェがありましたが、特におすすめは、この3店です。


The Cups Coffee Roastery

店舗が広く、座席数も多い。Wi-Fiも良い感じ。街中にあるので立地も最高。ベーカリーが隣接されているので、軽食も食べれる。使いやすいカフェでした。


Gear Cafe and Bistro

このカフェは小さめですが、デスクが大きく、空いているので作業がしやすかったです。店員さんも丁寧!


MEET

こちらはビーチ近くにあるカフェで、バインミーも売っていました(なお美味しい)。アボカドコーヒーとバインミーでお腹いっぱいになれます。


ダナンまとめ

ホーチーミン、ハノイに行ったことがある夫いわく、ダナンが1番好き、だそうです。

高層ビルが立ち並ぶ都市ではなく、ビーチがあるので、雰囲気はとてもチル。人もそこまで多くなくて、東南アジアでよくあるような、バイクと車がごった返すタイミングは限られていました。

ゆっくりとベトナムを楽しみたい人には、ダナンが良いのかもしれません。

私にとってのダナン滞在は、久々に夫以外の大人との旅で、観光に費やした時間も長く、思い出深いです。誰かに「ダナンのおすすめは?」と聞かれたら、いくつも答えがある場所になりました。

次は、タイに向かいます。


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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