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ブラジル・バヘイリーニャス この世とは思えない絶景へ【前田家の世界一周】
鳥取の砂丘に行ってみたいなあ。
そう思って早36年。
鳥取の砂丘に行く前に、ブラジルの砂丘に来ました。
まずは、サルバドール→サンルイスへ
今回の目的地は、バヘイリーニャスです。バヘイリーニャス付近にある、レンソイス・マニャランセス国立公園の白い砂丘が有名です。
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ここにたどり着くために、前回訪れていたレンソイスからサルバドールへバスで戻った後、サルバドールからサンルイスへ向かいます。そして、サンルイスからバヘイリーニャスへ。
わかりやすく地図で示すとこんな感じです。
・青い矢印:バスルート
・赤い矢印:飛行機ルート
・両端が三角になっているルート:往復したルート
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まずは、サルバドールからサンルイスへ向かいます。移動は飛行機です。
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サンルイスの宿が最高だった
サンルイスは経由地点なので、2泊3日しかしていなかったのですが、滞在していた宿が最高すぎました。滞在したのはTanan Hostel。詳細はこちらのnoteに記載しています。
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部屋と共有スペースが清潔に保たれているだけではなく、スタッフの方がとにかくフレンドリーでした。少しでもキョロキョロしたら、声をかけてくれて助けてくれます。夫がPCを持って作業スペースを探していたら、スタッフの方がミーティングしていたスペースを貸してくれようとしたくらいです。
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大体のスタッフさんが英語を話せるものありがたかった。
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なお、Tanan Hostel経由でバヘイリーニャスのツアーと、移動手段の予約もできます。私たちは、移動手段の予約をお願しました。さすが Tanan Hostelで、予約確認のためのバウチャーも発行してくれた上に、Whatsappで予約の詳細を連携してくれました。なんというホスピタリティ。
サンルイスからバヘイリーニャスへ同日に移動することもできなくはないですが、ゆっくりしたい方はTananに泊まってください!
サンルイス→バヘイリーニャスへ
サンルイスからバイヘイリーニャスへは乗合いのバンを予約しました。1人片道3,000円くらいで行くことができます。
サンルイスから内陸側へ4〜5時間ほどの移動です。道路のコンディションか、バンのコンディションなのか分からないですが、移動中は常に車が激しく上下にポンピングしていました。おかげさまで非常に疲れる移動でした。
途中で1回休憩を挟み、バヘイリーニャスへ到着。
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バヘイリーニャスの街を一言で言うと「特に何もない」。これは悪い意味ではなく、レンソイスの観光を中心に街が作られていて、生活に必要なもの以外は着飾られていなかった、ということです。印象的だったのは、ところどころの脇道が白い砂だったことでした。さすが、砂丘の街。
到着した日は、街をぷらぷら歩き回りランチを。気温は32度くらいで、なかなか暑かったです。
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川沿いの街で、海も近いのでとりあえず海産物を食べました。
レストランの場所はここです。(Google Mapのピンはこちら)
ガーリックシュリンプ的なものと魚のフライを食べました。写真には写っていないですが、トマト、ペッパー、玉ねぎのサルサと一緒に食べたフライが美味しかったです。
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街中のスーパーでも魚コーナーが豪快で、思わず買いたくなってしまうディスプレイでした。川魚が多め、かな?南米では冷凍のお肉や野菜を売っているスーパーが多かったので、生の状態の生鮮食品を見ると嬉しくなります。
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今回はキッチンがないから、買えないんですが。
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バヘイリーニャスは、1〜2時間あれば街中をぐるっと歩けるほどの小さな街でした。
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滞在した場所
バヘイリーニャスでは、ポサーダ(Pousada)と呼ばれる民宿スタイルの宿に泊まりました。ヨーロッパでポサーダというと、古城や修道院などを改修して宿泊施設にしたものを指すようですが、ブラジルではホステルと同様な感じです。
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キッチンは無く、共有の電子レンジがある宿でした。詳細はこちらのnoteにまとめていますのでご覧ください。
レンソイス・マニャランセスツアー
前田家がツアーに参加する時は大体「Viator」か「GetYourGuide」を使います。レンソイスツアーを探す際も両方のサイトで探したのですが、同じようなツアーが大量にあり、迷いました。ツアーの内容や所要時間がほぼ変わらないのですが、値段は結構違う。
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どうしたものか。
ということで、とりあえず1番安いやつにしました。安かったら、変なツアーでも諦めがつきやすいだろう理論です。
ちなみに、上の写真でいう「Beautiful Lagoon Circuit」が当該ツアーです。Viatorのリンクはこちら!
安かろう悪かろうの可能性が大きく、当日までドキドキしていましたが、結論からいうと普通のツアーでした。唯一、想定していなかったのは「英語OKのツアー」と書いてあったけど、ポルトガル語のみだったことです。他のツアーでもそんな感じだったので、もう慣れましたが。
当日の朝、滞在していたPousadaにツアーのガイドさんが迎えに来ました。これで。
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街中に同じような椅子付きトラックが駐車されていたので、「ツアーはコレに乗るんだろうな」と予想はしていましたが、実際に乗るとテンションが上がりますね。
ツアーのお客さんを全員ピックアップし、いよいよレンソイス・マニャランセスへ向かいます。
バヘイリーニャスの街中から砂丘エリアへ行くためには、まず川を渡る必要があります。観光地によくあるボート兼、車みたいにトラックの荷台に乗ったまま川を渡るのかな?と思っていたのですが、全然違いました。
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川の前にツアー用の車が続々と集まり列を作ると、車を降りるように指示されます。
車を降りると、運転手さんがそれぞれのトラックの空気を抜き始めます。最初は訳がわからなかったのですが、多分、この後から続くながーい砂の道を耐えるためかと思います。
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肝心の川渡りは、普通に大きなボートに車と人を乗っけて渡りました。一回に5〜6台しか車が乗らないので、ツアーのラッシュアワーにあたった私たちは30分くらいボート待機しました。
下の写真を見てわかる通り、ボートに乗る際には大きな水たまりを歩いて渡ります。靴を濡らしたくなかったので裸足で通ったら、地面が石だらけで怪我をしかけました。痛かった。
川は5分くらいで渡れます。
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ここから、45分くらいかけて砂の道が続く森を爆走し、砂丘へ向かいます。これがマジで大変でした。砂の道なので、常にデコボコしていて不安定です。小1時間、激しく縦と横に揺れるのを棒に捕まりながら耐える試練です。体幹が鍛えられました。
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そんな試練を抜けるとついに到着します。その景色は、他では見たことのないものでした。スターウォーズの世界に来たような感覚。
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砂丘を歩くことは人生で初めてでした。足を乗せると溶けていくように柔らかい砂で、前に進むのにふくらはぎの筋肉を使います。さらっさらの砂の上に風の模様が現れ、常に模様が変わっていました。
写真の通り、周りに影を作るものは何もありません。お昼時に行くと熱中症待ったなしの環境ですが、私たちが到着した時間は午後2時くらいだったので、まだ日光が柔らかかったのが救いです。
砂丘を10分ほど歩くと、Lagoa Bonitaと呼ばれるオアシスのような場所が現れます。大きな池のようになっていて、多くの観光客はここで水遊びをしていました。
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Lagoa Bonitaって不思議で、この水の中に小さな魚が泳いでいるんです。海や川には全く面していないのに、どこから現れたのか。謎です。
日が落ちてきたら、街へ戻ります。砂丘に滞在していたのは2時間弱くらいだったかな。
大変な道の先には絶景が必ずあるものだなと改めて思った場所でした。
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なお、ここに訪れた後は全身砂だらけになります。
バヘイリーニャス、いや、今まで食べたものの中で1番美味しい料理を見つけた
滞在していた宿から歩いて1分もかからない所で、フラッと入ったシュラスコ屋さん、今回の世界一周で間違いなく1番美味しい料理を提供してくれました。
色んなお肉が刺さった串を自分で選び、それを炭火で焼いてくれます。串は、牛肉だけのものや、ソーセージと牛肉、チキンだけ、など色々です。
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焼き上がった頃に声をかけられるので、そこからサイドメニューをお皿に好きなだけ盛ると、お店の人が切ったお肉をそのお皿の上に乗せてくれます。
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山盛り乗ってると思うじゃないですか。美味しすぎてペロっと食べれます。お肉の塩加減、サルサ、ライス、全部のバランスが最高でした。しかも、これでお値段が1皿、18レアル=540円。コスパ!!!特にビーフとソーセージが美味しかったです。
お店のお兄さんもナイスガイで、2日連続で行きました。
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名もないお店で、Pousada Sol Nasciente(Google Mapのピンはこちら)と同じ通りで、歩いて1分圏内にあります。午後6時くらいから開店しているお店です。もう一度行きたい…行きつけにしたい…。
まとめ
砂の街からサンルイスへ戻り、次はフォルタレザです。
バヘイリーニャスからサンルイスへ戻ります!乗合バンを予約してたんだけど、予約したのが私たちだけだったのか、プライベート送迎になっていた😂バンで4時間半かかるところを、乗用車で時速120㌔出しながらかっ飛ばしてくれたので、3時間半で着いた。結果、贅沢に快適に帰れました🚙 pic.twitter.com/y2drd2d5E1
— ケイコ前田👐世界一周中🇪🇸 (@kaychan_i) January 27, 2024
バヘイリーニャスなんて聞いたこともない街だったし、レンソイス・マニャランセスなんて早口言葉みたいで言ったこともなかった名前でした。今は、「バヘイリーニャスには世界一美味しいシュラスコのお店があって、レンソイス・マニャランセスは真っ白な砂丘で、異世界に飛び込んで気分になれる」って言えます。
少しずつ、ブラジルの色んな面が見えてとても楽しい。
\私はこんな人です/
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プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。
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