旅行中におけるお金の考え方【前田家の世界一周】
お金って大事じゃないですかー(唐突)
旅を長く続けるために重要な要素の1つである「カネ」に関するお話です。金を儲ける話とか、賢く旅をするコツは一切触れません。
金のなる区に住んでいた
私はコロナ禍で入籍しました。そして住んでいた場所は、とても気に入っているマンションでしたが、周りにマジでお金を落とす場所(カフェ、レストラン、など)がないところでした。都内なのに。夫の夢である新婚旅行、世界一周を叶えるために必要となる源泉、お金を貯めるには最高の場所でした。
世界一周までにお互い500万円貯めようと決めました。旅に400万+帰国後に必要となる費用100万の想定です。夫婦揃ってお酒が飲めず、高級なこともそこまで興味がなく、仕事もめちゃめちゃ頑張り、また先述の通り近所に何もなかったので、コロナ禍において嘘ほど貯金することができました。最終的には目標額を大幅に上回り着地しました。具体的な額を書けば参考になると思うのですが、生々しい話はあまり得意ではないので想像にお任せします。
世界一周におけるお金周りの方針
2023年5月、いよいよ夏から世界一周に出ましょう、と決まりました。私は7月中旬で退職をしたので、8月以降は月々の収入がなくなります。めっちゃ不安です。ただ、ノマド的な働き方をしたいか?と聞かれると、別にしたいとも思っていないです。夫は働きながら旅をするので、稼ぐことは夫に頑張ってもらい、コストを抑えることを私が頑張ろうと思っています。
なので、家計簿を作りました!!!ワー!
交通費、宿泊費、食費、娯楽費のカテゴリーに分け、それぞれの費用をまとめています。現地通貨で支払うものに関しては、そのシートを見ている当日の円換算レートが自動的に適用されるようになっています。別シートに、もともと定めていた予算ー使った費用=残予算の計算もできるようにしました。この家計簿で支出の管理をします。
そして各カテゴリー毎の大きな方針も夫婦間で決めました。
・交通費:無理をしない範囲で、安く、体に負担が大きくない方法を選ぶ。
・宿泊費:「このホテルに泊まりたい」と強い思いがない場合は、Air BnB を活用し、1日一人当たりMax 5000円までの宿を選ぶ。なお、仕事をするため個室+WiFiの設備は必須。
・食費:自炊メイン。ただ、無理はしない。外で食べたいときは食べる。
・娯楽費:惜しまない。ただし、散財はしない。
これを見ていただくとわかりますが、方針、絶ゆるです。唯一頑張ってるのは「自炊」。ということで、ロスにおける自炊についてレポートします。
前田家自炊への道
ロスで滞在しているAir BnBの徒歩10分圏内はセブンイレブンしかありませんでした(気づかなかった)。大きめのスーパーに行くためには、3キロくらい先まで行く必要があるため、地元のシャトルとバスを乗り継いで移動しました。地元のシャトルは、Countyが運営していて1回につき25セントです。安い!ただの真っ白なマイクロバスが巡回しているだけなので、「これは正しいバスなのか?」と不安になりながら乗りました。
降りる時には、運転手さんに降りるアピールをします。他の乗車客の方は「ディング、ドーング!(ピンポーン)」って言って降りてました。めっちゃ陽キャじゃん。。
その後、ロスが運営しているバスに乗り換えました。このバスは、1回につき1.75USドルを支払います。キャッシュで支払うこともできますが、モバイルSuica的な「TAP Card」のアプリを使えば事前に電子決済でチャージもできます。かなり便利です!
滞在している地域はアジア人の方やラテン系の方が多いため、スーパーマーケットもアジアンマーケットがたくさんありました。私たちが向かった所はかなり大きいスーパーで、日本食だけではなく、中国、韓国、東南アジア地域の食材が豊富にありました。
旅に出る前は「現地の食材を使う⭐️」と意気込んでいましたが、結局向かったのはアジア系スーパーだったので、本だし、うどん、醤油、プルコギの素などを買ってしまいました。あの意気込みはいずこへ。
ランチとディナー4回分ずつが作れることを想定し、81USドル=11,500円ほど。コンディショナーも買っているので、食材だけだと70USドル=10,000円くらいなので、1食あたり1,250円になります。外食だとディナー2人であれば100USドルは行くはずなので、そう考えると費用はギュッと抑えられたと思います。作るのは面倒ですが、時間はたっぷりあるので問題ない。
世界一周新婚旅行は、旅行ではなく、生活なのだ
旅行の楽しさの1つは、現地のグルメやバーの文化を楽しむことです。今回の旅は「新婚旅行」とは言っているものの、無期限なのでもはや「生活」なのではと思うようになりました。生活において、外食は嗜好品です。毎日やることではない。海外でいつもと違う景色を見ながら暮らしていると、思わず旅行気分になってしまいますが、これは「生活である」と肝に銘じて過ごさないとお金なんてすぐ飛ぶから気をつけねば。
お金、だいじ。