グアダラハラの公共交通事情【前田家の世界一周】
最終的に伝えたいのは、バスに乗るなら覚悟しろ、です。
旅行中とはいえ予算がある旅をしているので、どの街に行っても、なるべく公共の交通機関を使うようにしています。グアダラハラの公共交通の手段として、電車とバスがあります。電車以外は結構わかりづらいので、まず「Moovit」と呼ばれるアプリをダウンロードしました。なぜか、Google Mapでは正確な情報が出てきません(Googleさんマジで頑張って)。
電車で移動する
電車は、セントロエリアを中心に蜘蛛の巣的にラインがいくつか走っています。時間割は見たことないですが、15分に一回は来ているイメージです。
料金は1人片道9.5ペソ=79円です。駅のプラットフォームで片道のチケット(QRコードがレシートで出てくるので、それをスキャンして入場。出る時はレシート不要)が購入できます。チケット販売機ではコインと紙幣を受けてつけており、カードは使えません。そして、9.5ペソ以上のお金を入れてもお釣りは出ません。同じチケット販売機で、Suicaみたいなチャージ型のカードも買えます。これがあるとバスでも使えるので、がっつり移動しまくる場合は購入するほうが楽かもです。
場所によるかもしれませんが、駅によってはチケットの販売機ごとに、乗車する電車の方向が決められています。間違った方向へ向かう販売機でチケットを買うと、入場エラーになります。大体近くにスタッフの人がいるので入れてくれますが、めちゃめちゃ不親切仕様なので注意が必要です。
ちなみに電車はキレイで、乗客も一般の人という感じです。女性1人でも乗れるし、スマホを触っている人も全然います。ただ、大体混むので座れないことがほとんど。席が空いていてたとしても、お年寄りや子供に譲る文化があるため、10代〜50代っぽい人は必ず立っています。
バスで移動する
バスは、マイクロバスが縦横無尽にグアダラハラを走りまくっています。
もう少し大きめのバスでSITRENと書いてあるバスも存在していますが(価格も若干違う)、基本的には上の緑バスが走っています。このバスであれば料金は電車と同じく、1人片道9.5ペソ=79円で現金払いオンリー、お釣りなしです。乗り換え料金はありません。
ただこのバス、かなりクセモノです。ここで来た伏線回収の「覚悟しろ。」
まず、グアダラハラの道路はあまり整備されていません。石畳の道もあります。運転も荒いです。混みます。つまり、酔います(断言)。そして、バスは全然時間通りに来ません。バス停と呼ばれるバス停はセントロ以外にはないため、「多分ここ!」とフィーリングで待ちます。よって乗るバス番号はバスが来た時に目視しますが、バスはスピードを落とさず向かってくるので読めないです。最後に、バスに書いてある番号がMoovitアプリで表示されたバス番号と一緒だと思って乗ったら、違う場所に行きました。しかも2回。
メキシコに来て嫌な思いは一度もしたことなかったのですが、バスだけ、バスだけは、難しすぎてお手上げです。夫も旅慣れていますが、同じようにお手上げでした。
あ、でも電車と同じくきれいだし、乗っている人も普通です。第一に安いし、色んなところへ行ってくれる(はず)なのでチャレンジする価値はあります。
(小声)UberやDiDiも日本と比べると安いのでそっちの方が確実…