フランス・ニースから日帰り旅行 セレブの公国・モナコへ【前田家の世界一周】
フランスのバケーションスポット、ニースから日帰り旅行でモナコに行ってきます。
モナコとは
モナコは、フランス南東部に位置する独立国で、ニースと同じ地中海沿岸にあります。世界で2番目に小さい国でありながらも、ラグジュアリーな雰囲気で知られており、セレブが集まる国です。
それもそのはず。モナコ居住者には個人所得税や相続税、贈与税などが課されないため、資産家にとっては最高の国です。ただ、居住する条件はかなり厳しく、セレブじゃないと到底難しいようです。
モナコへ行く前に持っていた国のイメージは「モナコGP」でした。毎年5月に行われるF1のレースで、公道を使って行われます。他のコースと比べるとカーブが多いこと、景色が美しいことが特徴的とされていて、車に詳しくない私でも知っていました。
実際に街歩きをした際にも、F1レースに使われる道路を歩きましたし、街の至る所にF1の跡形のようなものが見られました。4月に行ったので、5月に向けたレースの準備を進めていたようです。
ニースからモナコへの行き方
ニースからモナコは、バスか電車で向かうことができます。いずれの乗り物を乗っても海沿いを走るので、景色は抜群にきれいです。電車のほうが若干早かったため、私たちは電車を使うことにしました。
電車の駅に行くと切符の販売機があります。カードも使えるようになっていて、1人片道8.60ユーロでした。私たちは「RIQUIER駅」から乗車しましたが、乗る駅によって金額は異なるかもしれません。なお、モナコで降りれる駅は「MONACO MONTE CARLO駅」のみです。
電車に乗ると、進行方向を向いて右手側に海の絶景を見ることができます。あまりにも美しく、動画を撮っていたので写真を撮ることを忘れたくらいです。電車は結構混むので、電車の右側・窓際の席を確保することは難しいかもしれませんが、頑張る価値がある景色です。
25分ほど電車に乗ると、モナコのモンテカルロ駅に到着します。今まで見た駅の中で1番綺麗だったかもしれません。
モンテカルロ駅は、モナコの街中から徒歩15分ほどの場所にありました。別のバスに乗るか、歩いて観光名所まで行く必要があります。
ラグジュアリー感に浸れる場所
モナコの駅を出て、まず思ったのは「キレイ…。」
歴史的な建物がある!とか、日本にはない情景!というよりは、街がツルピカしている感じ。メンテナンスがされていて、もちろんゴミは落ちていない。建物の統一感は正直無いけど、緑が多い。
大切にされている街なんだろうなと感じながら、観光エリアへ歩いていくと一気にラグジュアリーブランドショップが現れてきます。ルイビトン!カルティエ!エルメス!とパンチが続く。街中には、細身のスーツを身に纏った、ヘッジファンドのマネージャーやってます!みたいな若い男性がやたら多くいました。
そして、モナコを1番象徴するようなエリアが、カジノ・ド・モンテカルロ。
広く、美しい庭園の奥にカジノの建物が見えます。なんなんだ、この空間は。
カジノ前にはいかにも高級そうな車が並んでいました。中にはスーパーカーと言われるような、派手な色(だいたい原色ですよね)の車もあって、いろんな人が写真を撮っていました。きっと、夜に来たらもっと凄い車が並んでいるんだろうな。
カジノ自体は午後2時オープンですが、入り口はその前からも開いていて、カジノを利用しなくても中に入れました。大きなスペースではないですが、豪華な内装を見ることができます。
カジノ外にあるカフェは、ザ・モナコな景色と、犬を連れたリッチな現地民っぽい人たちを観察できるのでおすすめです。なお、人気な犬は白いポメラニアンでした。
Casino Café de Paris (Google Mapのリンク)
カジノ裏の方へ歩いていくと、モナコの海を見渡せるポイントに辿り着きます。
モナコの海で特徴的だなと思ったのは、停泊しているヨットやボートの多さです。観光用という感じはしなかったので、個人で所有しているものでしょう。さすがとしか言いようがない。
また、このエリアには各国の有名なサッカー選手の足形が至るところに飾られていました。中田英寿選手の足形を見つけて、なんだか嬉しくなりました。今は、日本からいろんな選手がヨーロッパで活躍されていますし、今後はもっと増えていくのかな。
モナコの総括
モナコは、お金の資源をたくさん持った上で行くと、めちゃめちゃ楽しいんだろうなあと思いましたし、せっかく来るなら、おしゃれしたかったぜ…と心から悔やんだ場所でした。全身ユニクロの場所ではなかったです。
服装はどうでも良いとして、街の清潔さしかり、緑の多さや、海辺を展望した時に感じた高揚感は、忘れられません。
ニースが高級「じゃない」ってわけではないですが、ニースに滞在しつつ、日帰りでモナコを楽しむ程度が、私にとっては丁度よかったなと!
\私はこんな人です/
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