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上海でついにラスト・ディズニーランド【前田家の世界一周】

「世界一周で、すべてのディズニーランドに行くこと」

これは、今回の世界一周で絶対に成し遂げたかったことの1つでした。もう1つは「世界の麺を食べること」なので実質終わりがないクエスト。つまり、ディズニーランドに行き尽くせば、私の世界一周は100点満点で終えることができます。

世界一周前の2023年7月には東京のディズニーシーへ行っていました。そこから旅が始まり、2023年8月に訪問したアメリカ・カリフォルニアのディズニーランドから始まり、2023年9月にはアメリカ・フロリダのディズニーワールド。2024年7月にフランス・パリへ行き、2024年12月に香港へ

ついに、最後のディズニーランドです。行くぜ!上海ディズニー!



チケットの入手方法

さて、どうやってチケットを取るんだい?中国って、やはり他の国では当たり前に使えるサービスが使えないことが多く、果たしてチケットを取れるのだろうか不安でした。

実際は全く難しいことはなく、上海ディズニーの公式サイトからもチケットが購入できます。

私は香港ディズニーと同様に、Klook経由でチケットを入手しました。聞くところによるとKlookの方が安いそうですが、実施はどうかわかりません。

購入時に代表者のパスポート番号を入力すると、メール添付でQRコードが発行されました。入園当日にパスポートとQRコードを見せて入場すると、入場時に紙チケが貰えました。

Klookであれば海外のクレカも問題なく使えますし、他のツアーを予約する時と変わらない流れで購入することができました。


上海ディズニーランド、いざ参らん

朝8:30の開園に間に合わせるようにホテルを出発し、ディズニーランド付近へ。

上海のディズニーランドの最寄駅である迪士尼駅(ディズニー駅)近くに、なかなか興味深い通りがありました。

ベンチが横並びになっている通りで、等間隔でメイクボックスを持った女性とメイクされている人がいました。若い女性が顔のメイクとヘアメイクを受けています。おそらく、プロのメイクをしてもらってパークに入るのだと思います。

そういえば香港のディズニーもそうでしたが、ちょっとオシャレ、ちょっと場違いなファッションを身にまとい、パークのいたる所で撮影をしている女性が多くいました。このようなメイクサービスは需要が高いのかも。日本でもやったら喜ばれそうだけど、迷惑だー!って言われるんだろうなあ。


開園直後くらいに入園。この日も超晴天。ディズニーランドに来る日は、だいたい天気に恵まれます。ディズニー限定の晴れ女なのかもしれない。


「遊園地」感があるメインストリート

上海のディズニーランドに入ってまず思ったのは、パークのレイアウトが良過ぎる!

メインストリートを抜けてまっすぐ進むと、ガーデンズ・オブ・イマジネーションと呼ばれる庭園エリアが出てきて、そこにはダンボ、メリーゴーランドなどの遊園地らしい乗り物がありました。ノスタルジックな雰囲気があり、遊園地って本来は子供や家族向けであることを思い出させてくれます。

そして、庭園の先にあるのが「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」です。ここは、すべてのプリンセスが集まるお城とされているらしく、なんともチート!雰囲気は、パリと東京を足して割ったような感じでした。

エントランスからお城までが広々と作られていて、抜け感が感じられました。それもそのはずで、上海ディズニーは東京よりも(面積510,000㎡)、カリフォルニアよりも(面積730,000㎡も大きく、その大きさは約910,000㎡です。東京の2倍弱!

入場した時に感じる高揚感が感じられたエントランスエリアでした。


オリジナル要素満載な園内

先に言っておくと、世界一周で行ったディズニーランドの中で、上海ディズニーランドが1番楽しかったです。理由は、最新ライドやオリジナル要素が多かったからです。

まずは、TRON。これはアメリカで乗り損ねていたライドでした。

映画を見たことが無く、原作のどこの何をベースに作られているのかサッパリわからなかったですが←、他のライドには無い体勢で爆走するジェットコースターで、富士急っぽく、ディズニーっぽくないアトラクションでした。

スポーツバイクに乗るような格好で乗るので、背中とお腹をサンドイッチにされた状態になります。終始動きまくるライドで、全身で力みつつ叫んで乗ります。体はサンドイッチされているので、胃がずーっと圧迫されています。

私の胃がぽっこり出ているからかもしれないけど、ライドが終わって体が解放された瞬間「ウプッ…」ってなりました。お昼ご飯食べた後とかじゃなくて良かった。酔いやすい人は気をつけてね。

TRON仕様のカチューシャが可愛かった


次は、映画「ズートピア」エリアです。ここは、上海にしか無いのでは無いかな。ズートピア好きにはかなりたまらんエリアでした!世界観の作り込みが最高。

わかります??緑の道路がねずみさん専用レーンなの…kawaii…
信号も3種類あるよ

フォトスポットも多く作られていて、ライドもあるし、ズートピアエリアならではのフードもあるので、ここが1番混み合っている場所でした。でも、入場制限とかもないので、気軽に来れます。

小さいドア♡
ニックのアイスもあったよ
きりんさん用の車
でも、リアルキリンを見たから分かるけど、これじゃ多分足らん

スターウォーズエリアのように、映画の世界を現実に持ってきていました。行くたびに発見がありそうな場所で、歩いているだけで楽しいエリアでした。

ここのエリアにあるライドは、「ズートピア:ホット・パースート」。ディズニープレミアアクセス対象のライドでもありますが、普通にスタンバイで乗るのがおすすめです。

並んだ時間は1時間ほど。上海Dの中で1番長く並びましたが、それでも1時間なので、そこまで列は長くない。あと、待機列がズートピア警察署の中などを通っていくので、待機列自体が苦になりません。むしろ、ズートピアが好きなら堪らんと思います。

ジュディーの机!指紋認証じゃなくて、まさか、肉球認証?!
ニックの机!ジュディーとの写真置いてるじゃん!!!

ライドが舞台とするのは、映画中で逮捕されたとあるキャラクターが脱獄した世界で、新米警官(私たち)がニック・ジュディと一緒に捕まえに行きます。そのため、途中で監獄エリアを通るのですが、そこもズートピアならではの工夫がたくさん。


麺会エリアが大きい動物用と小さい動物用で分かれていて、小さい窓がなんともラブリー
監獄なのに
動物の大きさごとの監獄になっている!かわいい!監獄なのに。

ライドに乗る直前には、署長に喝を入れていただき、先へ進みます。さすがバッファロー!でかい!!!リアルサイズ!

新しいライドなので、もちろんこれもトラックレス(美女と野獣みたいな)。映画で見たことのあるズートピアの街並み、耳馴染みのある音楽。自分もズートピアに住んでいる動物かのような感覚で、街中を走り回りました。

パトカーに乗るの可愛すぎんか

ずーっと笑顔で乗っていられるライドでした。


そして、上海にしかない、といえば「カリブの海賊」ですよ。これに乗りたくて来たんだ、私は!

待機列が長いことを覚悟して来てみたら、なんと待ち時間25分。へ?こんなもん?

ジュディの帽子もちゃっかり買っております。

乗ってみた後の感想は、「来てよかった。」

事前に何度もYouTubeでライドの中身を見ていたので、何が起こるか全てわかっていた状態で乗りました。事前に頭に入れていた情報を上回る感動と驚き。動画で見ていた内容を体験してみると、むしろ更に興奮度が高まった気がします。「これだったのか〜!!!」みたいな。

従来のカリブの海賊とはまったく異なる世界観です。これだけのために上海Dに来ても良いと思うくらい、最高なライドでした。世界一。スターウォーズ超えたかも。


この後も、上海Dにしかないショーの「アイ・オブ・ザ・ストーム」(カリブの海賊 X 中国雑技団みたいな感じ)や、「ミッキーのストーリーブック・エクスプレス」(これは他のパークにもあったかも?)を見たり、

プリンセスたちの歌声が素晴らしかったです

東京Dにもあるけど、ちょっと違うライドで「バズ・ライトイヤー・プレネットレスキュー」(ほぼアストロブラスター)や「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」(ソアリンなんだけど、設定が東京とは異なる。中身は同じ)などに乗って、東京都のちょっとした違いを楽しみつつ、とにかくライドに乗りまくりました。


中国っぽさがとても良かった

上海Dにしかない乗り物も良かったですし、「中国っぽさ」みたいなものが節々で感じられたのも土地ならではのオリジナリティを感じられました。

私たちが行った時はやっていなかったのですが、アプリ内で見ると「キャラクターと太極拳」とかがあったり、

パーク内の中華料理が本格的だったり、

パレードにはしっかりムーランが出て来ました。ムーランって名曲多いし、プリンセスがカッコ良いので好きなのですが、注目はされていないプリンセスで不遇だなった思っていました。でも、やっぱり中国ではメインのプリンセス。嬉しい。


アラフォー夫婦は午後5時にもなると、全身が疲れちゃって、ディズニーマジックもお腹いっぱい。まぶたが重くなってくるし、体力の衰えを感じます。

思い出すんですよね。小学生の頃に東京ディズニーランドへ行っていた頃は、開演前にはゲート前待機をして、花火を見終わって閉園のアナウンスが流れるまで園内にいました。今思えば、それに付き合ってくれていた両親の愛って偉大だな。ありがとう。

香港Dと同様に、18時にはディズニーランドにさようならを告げ、ホテルへ戻りました。夜ご飯は近くのレストランでテイクアウトして、ささっと部屋で食べました。そして、泥のように眠りました。

あー。カリブの海賊、楽しすぎたなあ。っていうか世界中のディズニーランド行ったんだな。どんだけ好きなんだよと自分に問いたくなります。

すべてのディズニーランドに行ってみた感想は、また別のnoteで書こうかな。とりあえず、上海Dはすっごく良かったです!私たちのように、これだけのために上海にきても良いくらいの満足度が得られる場所でした。

次は、世界一周最後の国です。マジかよ。


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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