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パラグアイのアスンシオンで見つけた最強のステーキとコスパ最強マッサージ店【前田家の世界一周】

ガラパゴス諸島をあとにして、世界一周、8カ国目となるパラグアイへ向かいます。

え、でも、パラグアイって、どこにあるんだっけ。

https://vemaps.com/paraguay/py-05

パラグアイとは、南アメリカ大陸の中部に位置し、北にボリビア、東にブラジル、南および西にアルゼンチンと国境を接している超内陸国です。首都は、アスンシオン。パラグアイへ行くまで、この国の位置関係をよくわかっていなかった私が偉そうに語ります。

パラグアイの公用語はスペイン語ですが、その他にもグアラニー語と呼ばれる言語があります。グアラニー語は、先住民族であるグアラニー族の言語ですが、私たちが滞在していた際に耳にすることはありませんでした。

そんなノーアイデアで向かったパラグアイのお話です。


ガラパゴス諸島からアスンシオン・パラグアイへ

ガラパゴス諸島のあとにパラグアイへ向かうのですが、フライト時間の都合で、一旦エクアドルの首都であるキトへ戻ることにしました。

ちなみにガラパゴス諸島の飛行場にもプライオリティパスのラウンジがあります
広々
Wi-Fiもいい感じ

キトはすでに観光済みだったので(詳しくはこちらのnoteをご参照ください)、空港の近くにあるホテルに1泊だけ滞在しました。空港からUberで5分くらいの場所にあります。ランドリーも10USドルで、2時間くらいで仕上げてくれるので結構良かったです。

Hotel Alpachaca
場所:ここ

フライトのルートは、キト→リマ・ペルー→アスンシオンです。キト→リマは2時間ちょっと。リマ→アスンシオンは4時間弱のフライトですが、リマを出発する時間が午前0:30予定だったので、乗る前から疲れていました。

キトとリマのラウンジで、寝れるだけ寝ようと意気込んでいましたが、リマのラウンジに並ぶ列が長蛇すぎて、キトのラウンジのみでゆっくりすることにしました。

乗り継ぎはありましたが、共にLATAMで向かいます。リマで預け入れの荷物を受け取る必要がなく、楽に乗り継ぎができました。

空から見るリマの街並みは美しかったです

アスンシオンに到着したのは朝の6時頃でした。飛行機であまり寝れないので、顔全体が重力で下に垂れ下がるような疲労を感じながらアスンシオンに入国です。

入国審査では、特段変わったことは聞かれませんでしたが、パラグアイのスペイン語がまああああーーーじで分からなくて困りました。なんとなくですが、アクセントがはっきりとしない話し方のように聞こえてしまい、途中で入国の審査官が英語を話せる人に変わりました。ありがとう、パラグアイの審査官さん。

アスンシオンの空港に到着し、すぐに感じたのは「素朴だな」ってことでした。空港にいる現地の方の雰囲気が、シンプルな気がしたんです。

例えば、女性の方はジーンズにTシャツ、髪の毛はポニーテール、がデフォルト。メイクをしている方も少なかったです。ブランド物を身につけている人や、サングラスに香水!みたいな人もいない。かといって、貧相というわけでもない。

ここで感じた素朴さは、パラグアイにいた2週間くらいの期間中もずっと感じていました。

アスンシオンの街

アスンシオンには4日間滞在していましたが、セントロに行ったのは1日のみでした。しかも、Uberの移動中に車内で熱中症のような症状になったので、街を散策したのは夫のみです。情けない。

※ちなみにアスンシオンのUberはもれなくエアコンがオフられています。30度以上の気温だったとしてもです。

なので、夫に聞いてみました。「アスンシオンの街ってどんなんだった?」

なんかー(キャラメルを食べながら)首都じゃないみたいだった。どんなんだったかなあ。いや、覚えているんだけど、あれをどう表現したら良いかわからない。うぅん…(スマホを見だす)
(5分後に突然) なんか高いビルがなくてぇ…うぅん…
なんだろうね。
(さらに3分後に突然) 高い建物もなくて、お店も少なくて、人通りも少なくて、治安が悪いわけじゃないけど、「ここが首都なのか」という印象。です!!!

まとめると、やっぱり「素朴」ってことかな。とりあえず写真をご覧ください。

「素朴」という印象が伝わっているでしょうか。

ところで、アスンシオンの観光名所ってそもそもあるんだっけ?という話ですが、一応あります。ただし、トリップアドバイザーによる観光名所の1位、2位は、両方ともショッピングモールでしたトリップアドバイザー)。その他、政府系の建物や大聖堂など、街中の建築物もランキングにありますが、1日もあれば余裕で周れそうなリストとなっています。

つまり、夫の絶妙なコメントは、まあまあアスンシオンという街を正確に語っているのかもしれません。

コスパ最強なレストラン2選

La Cabrera
場所:ここ

夫「肉が食べたい」

おっけ。行こう。ということで来たのが「La Cabrera」です。ちなみに、クリスマスの次の日に行ったので、実質これが私たちのクリスマスディナーでした。

La Cabreraはステーキの専門店です。実は、アルゼンチン発のレストランで、南米の何国かに店舗を展開しています。

お店の内装はこんな感じで、レトロかわいいです。でも、良いレストランなんだなーっていうのがわかるテーブル上のセッティング。

お肉の種類がめちゃめちゃ多くて、どれを頼めば良いのか迷っていると、いかにも美味しいお肉を焼きそうなウェイターさんがおすすめを教えてくれました。

※写真がなかったので、オフィシャルサイトからの写真をどうぞ。マジでこの格好で、マジで全員同じような体つきでした。

https://www.lacabrera.com.ar/page-menu/4-la-cabrera-experience

肝心のお肉です。

どーん!どーん!と出てきたお肉の種類はもはやわからないのですが←リブ?が頬が落ちるほど美味しくて、ぷりぷりんでした。もう1つのブロックのようなお肉は、脂身が少なく少しドライ目なお肉です。違うタイプのお肉を出してくれたので、交互に楽しめました。

ご満悦

La Cabreraの特徴は、お肉を頼むだけで、テーブルに収まりきらないくらいのサイドメニューが出てくることです。サラダや前菜を頼まなくても、十分に色々と食べれます。むしろ、サラダや前菜を頼むと、多分詰みます。

今のところ、前田家史上1番美味しい肉に認定されているので、ぜひ食べてほしいです。

Hibiki RestoBar Japones
場所:ここ

数十年前に父がパラグアイへ出張に来た時に、立ち寄った日本食レストランがまだありました。

久々にジャパニーズレストランにこれて、テンションが爆上がりしました。しかもお店のBGMは、90年代J-POP。パラグアイでスピッツを聞くとは。

ここに来た理由は、ただ1つ。ざるそばを食べることです。

とにかく麺が好きなので、普段はカップヌードルやパスタで心を落ち着かせていますが、やっぱり冷たい麺って海外に少ないですよね。あと、日本食で「うどん」は多少普及していても、「そば」はお目にかかれません。つまり、冷たいそば=ざるそばは希少価値が高い。

そんな宝物のようなざるそばが、メガサイズのかき揚げと、たっぷりのネギが出てきました。ここは多分、南米の天国です。

調子に乗ってサーモンの握り寿司と麦茶も頼みました。お寿司も5ヶ月ぶりです。ひと口、いや、ひと噛みが永遠に感じました。こんなに噛みながら食事したのはいつぶりだろうか。

(しかも、これ全部食べて4,000円いってないんです。やばくないですか。)

コスパ最強なマッサージ・スパ

もとおと肩こり民で、旅も5ヶ月目に突入し、体がバッキバキです。ただ、お金を無駄に使いたくないので、いろんな土地に行っては、コスパが良いマッサージ店を探していました。

そして、やっと見つけました。

Acqua Dolce Spa Urbano
場所:ここ

セントロから少し離れた場所にあるスパで、細長い5階建てくらいの建物にあります。予約はWhatsappでできるので、スペイン語が話せなくても安心です。ここでメニューの相談もできます。

きれいな個室で、オイルたっぷりのオールハンドマッサージ60分を110,000PYG=2,120円で受けられるという破格。私を担当してくれた方は結構ソフトタッチな人だったので「もっと強くお願いします」と意思表示をすれば良かった。

そしてお支払いには、JCBを含む(珍しい)カードを使うことができます。

ここしばらくの間は、「リラックスするだけのためにお金を払い、時間を溶かす贅沢」ができていませんでした。仕事もしていないし、そんな贅沢は禁止!と自分に歯止めもかけていました。久々にこのような贅沢ができて、体の疲れが取れただけではなくて、心の芯がほぐれたようにも思えました。

かなりお安いマッサージが受けれるので、南米旅で疲弊している旅人におすすめです。男性もOK!

まとめ

書いていて思いました。今回のnoteはアスンシオンの名所や、特徴的な部分が伝わらない、というか書けていないな、って。

冒頭に書いた「素朴」という言葉に戻りますが、アスンシオンは、シンプルすぎて特徴がないことが、特徴なのかも。普通の人が、普通に生活をしている場所。そこには歴史もあるけど、あまりにも生活に溶け込んでいて大きくは語られていない。控えめな街。

何も無いかもしれないけど、ご飯は美味しくて、人は優しい。本来、住む場所としてはそれで十分だもんなあ。


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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