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台湾旅行記【幸福堂】万華区 黒糖タピオカ 原宿飲み比べ #14

西門方面、メインストリートにタピオカ屋がある。
原宿にも同じ系列店があり、台湾との比較をしたいことと、美味しいと噂もあったので気になっていた。

Xing Fu Tang Flagship 幸福堂西門町全球旗艦店
No. 101號, Hanzhong St, Wanhua District, Taipei City, 台湾 108

シンプルなメニュー

お品書きとはなんぞやを学ばされた。
客に「オススメはどれか」
と聞かせる間もなく分かりやすいデザイン。
間違いなく左上一択、これを頼めとメニューが吠えている。

行列に並び、タピオカミルクティーを注文。
レシートと、おまけのタピオカティーシールを受け取る。

フォトスポット

ここで写真を撮れと書いてあった。
一発で映える写真が撮れたか?
パフォーマンス精神はなかなか。
しかし、味が全てなんだぞ。

昨日飲んだ台湾の牛乳と同じものが使われているようだ。
受け入れ体勢万全!

手作りタピオカ

原宿店もガラス越しにタピオカ作りの様子が見える。
しかし、並んでいる客の量が比にならない。

いっぺんに作って一気に呼び出される

丁寧にミルクを注いで、黒糖を振りかけて、バーナーで炙る。
外まで漂う焦がし黒糖の香り。
少々待たされたが、味は…。

黒糖タピオカティー 120元(¥575)【★★★★★】

中身の見えるカップは嬉しい

美味いぞ!?!?!?
よく混ぜろと書いてあったので、混ぜて混ぜて混ぜまくった。
黒糖のザクザクはそのまま、どんどんタピオカの黒糖と振りかけた黒糖がミルクと混ざり合う。

タピオカは出来立てアツアツのモッチモチ。
モッチモチどころかトロトロ。
こんなにも美味いタピオカが存在していたのか。
世の中のほとんどが乾燥から戻したものか、もしくは作り置きか。

完全にやられた…。
台湾では超割高だが、真面目かつ圧倒的なクオリティは認めざるを得ない。
原宿店との比較も楽しみになった。
期待してはいないが。

台湾西門店は期待していなかった分、ごめんなさいという気持ちでいっぱい。

しかし、後日訪れたら微妙になっていたとのコメントも見かけたので、これに関しては間違いなく混雑時に並んだ方がいいんだと思う。
回転の良い出来立てを是非味わって欲しい。

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たまたま原宿に用があったので、日本の幸福堂も飲み比べてみる。
今日は年末ラストの日曜日、昼過ぎ。
竹下通りは外国人で賑わい、幸福堂もまぁまぁ並んでいた。
出来立てが飲めるだろう。

幸福堂
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目6−12

目印のデカタピオカ像は台湾と同じ。

手作りが売り

入り口には台湾と同じ、手作りタピオカセットと黒糖釜。

目の前の安心感はあるような無いような…。

台湾は1杯¥575くらい。
日本は値上がって¥800!

小籠包は無くて、おだんごセット

ホットもあったけれど、平等に比較するためノーマルで。

各国牛乳は地のもの

台湾は光泉牛乳、日本は明治のおいしい牛乳。
これは完全に日本、北海道の勝利だね。

真ん中は抹茶ドリンクになっていた

目の前で混ぜ合わせて、黒糖を振りかけて、バーナーで炙る工程はどちらも同じ。
カップは日本の方が特注感あり、デザインが凝っている。
しかし一回り小さいか。

黒糖タピオカティー ¥800【★★☆☆☆】

クリアカップで映える

不味くはないが、完全に映えにステータスを振っただけのドリンク。
氷たっぷりで量も少ないため、台湾と比較すると倍の値段と思ってもらって良い。

これだけ並んでいて回転しているはずなのに、タピオカは熱々でも大してモチモチでもない。
振りかけたての黒糖は酸化しているのか、歯にくっつくゴチゴチ具合。
ただただ明治の牛乳が美味しいだけの、割高ドリンクだった。

台湾は何もかもが出来立て、ナマモノ感が美味しい。
飲みごたえも抜群。

同じ系列店でここまで違って良いのかは分からないが、そもそも台湾の甘いドリンクはどこも安くて美味しい。
日本ではそりゃ流行らないし、みんな日常的にも飲まないし、そこらに残して捨ててしまうだろう。

苦手なものでは勝負すべきではないし、本当に美味しいものを伝えて欲しいと思った。

こうして台湾がどんどん恋しくなるんだな。

ごちそうさまでした。

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