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台湾旅行記【廖家飯糰】中山区 台湾おにぎり 朝食 #10
奇跡のおにぎり屋はやはり、土日定休なのか影も形も無い…。
そうであろうと想定して、今回は近所の朝食屋を調べていた。
ホテルから徒歩3分、6時30分から12時まで営業している店舗へ向かう。
廖家飯糰
104台北市中山區新生北路三段82巷35號
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メニューがこれだけ大きく書いてあると助かる。
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スタンダードなものから、玉子が入っていたり辛かったり、チーズがあったりソーセージがあったりなど。
オムレツ風、トースト、饅頭も取り扱っているよう。
今回は香腸、ソーセージとスイーツおにぎりを注文。
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裏からもう1人のおばあが出てくる。
すぐに卵を溶いて鉄板へ投入。
台湾のソーセージも切れ目を入れて焼き付ける。
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黒米は定番なんだね。
謎の布に敷いて握るスタイルはみんな同じなよう。
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ジャキジャキの砂糖をまぶすだけの工程。
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出来たよ!って。
奇跡のおにぎり屋と比較すると、高菜や辛味の具が少なめ。
シンプルな構成になっている。
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息子を抱き抱えてくれた。
どちらのお婆さんも、優しく声をかけて気にしてくれる。
こちらも安心して待っていられるし、嬉しい気持ちになった。
Googleの口コミは、店員の態度が悪いだとか、美味しく無いだとか、あれこれ好き放題に書かれている。
そんなことは全く気にしていないだろう。
必要な現地民が必要に応じて使うだけなのだから、最低限営業していればいいのだ。
台湾は良くも悪くも、他人を気にしないと感じる。
日本は他人の余計な部分まで気にしすぎている。
おせっかい文化の違いと思った。
お礼を伝えて、ホテルへ戻る。
香腸飯糰 ソーセージおにぎり 55元(¥244)【★★★★☆】
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早速開封してみるも、奇跡のおにぎり屋と比較して、握りが緩い…!
ぎゅっと押し込んでもすぐに崩れてしまう。
奇跡のばあやはガチガチにまとまっていて、食べても食べても崩れなかった。
僅かな技術の差に驚かされる。
味はしっかり美味しい!!
八角香るソーセージ、日本のような注入ジューシー感は無い。
安全な証拠、これでいい。
焼きたての玉子もふわふわ、ネギが入っただけのシンプルなサポート。
バキバキの揚げ豆皮は絶対に必要。
大きそうに見えて、あっという間に完食。
甜味飯糰 砂糖おにぎり 40元(¥177)【★★★★☆】
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「甜」はスイーツ系に使われる文字とみた。
砂糖が入っていることも前回ばあやから教わったので、今回食べてみたいもののうちの1つにあり。
ザクザクの揚げ豆皮とジャリジャリな砂糖が相性ぴったり!!
もち米も合わさって、おはぎのような、どこかミスタードーナツのような感覚。
そうは言っても脂っこくはないので、安全なミスド。
非常に面白い食べ物!!
おにぎりではあるのに、牛乳が合いそうな感じ。
台湾のチーズはスライスものもスナックの味付けも、だいたい同じでチェダーよりはもう少しランクの低いチープな味。
なのに高価。
トッピングにはあともうひと押しなところなので、次回はまた別のカスタムでおにぎりを作ってもらおうと思っている。
明日は朝6時30分ホテル発。
奇跡のおにぎり屋、ばあやの顔だけでも見て帰りたいところだが…。