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砧グルメ【ナポレオン軒】世田谷区 釜玉中華そば まぜそば 二郎インスパイア

家の近所に、なかなか店舗の長続きしない物件がある。
今はラーメン屋。
その前もラーメン屋。
確かその前もラーメン屋だったような?!

前回は麻婆ラーメン屋。
評判悪くなくもご病気か何かで閉店。
そして今はまぜそば屋になり、これが割と周りの評判よし。
気になってはいたものの、その他の店のトラップが多かったり、小麦を控えていたりで行けずにいた。

今日はなんとなく、やっとの思いで食べたい気分になり、来店。

釜玉中華そば ナポレオン軒 祖師ヶ谷大蔵店
東京都世田谷区砧8丁目6−27

何も悪いところは無さそうなんだけれど
店の前の看板

LINE登録で、毎回使えるクーポンがもらえるとのこと。

①生卵
②メンマ
③お揚げ1枚
④ネギ増量
⑤辛ネギ増量

今のご時世なら相場+¥150前後だろうか。

だいたいの支払い方法を網羅している
小サイズなら頼みやすいお値段

注文は入口液晶で行うが、看板にはないメニューを発見。
釜二郎とは…?
姉さん店員に聞いてみると

「ジローみたいなヤサイがあるヤツ」

とだけ、ざっくりな説明を気怠そうに受けたので、これ以上質問はしないで注文。
(ジローが何物であるかを当然知ってるよね?!という前提からの説明)

トッピングは、釜玉にはメンマ、釜二郎には生卵を付けた。
写真がないのでどんなものが運ばれてくるのかよく分からない。
台湾では割と当たり前なことなのに、日本だとどうしても不親切だと思ってしまうのは悪い癖。

机上の味変ファミリーに圧倒されながら、着丼待機。
なかなかレアでコストの高そうなトッピングがたくさん。
相当な企業努力を感じる。

机上の味変その1

粉チーズ:物足りないクラフト系ではなく、チートスのようなジャンキーパウダー
揚げねぎ:ガリガリでいくらでもかけたくなる
バカニラ:キムチに近い味付け、ちょい辛くらいだと思う
ラー油:ごく普通のラー油
刻みニンニク:よくあるニンニク 
刻みしょうが:未使用
釜玉醤油:味に物足りなくなった時、ちょうど欲しくなるような感じ
椎茸酢:単体では旨味がきついと感じるものの、釜玉味変には相性抜群(多分、元のお酢はお酢ではない)

味変その2

きくらげ:細切りきくらげ、食べ放題は地味に嬉しい
かつお節粉:かなり細かいかつお節、なかなか合うんだこれが
ゆず谷村の七味:食べてないが、見た目は割と普通の七味
すりごま:よくある九州ラーメンのアレ 自分で擦ってかけるタイプ
ブラックペッパー:一般的なエスビー

よく見ると更なる追加オーダーあり

小ライス、替え玉、痒いところに手が届く感じ。
追加注文は現金でもOK。

釜玉中華そば(並) ¥630 【★★★★☆】

なるほど!?

少々油っぽいまぜそば。
麺はかなり太めでモチモチ。
これは二郎麺だわ!
評判の良さも納得出来る。

味変の品揃え的に、なんでんかんでんの魂がチラつく。
酸っぱくも、カルボナーラ風にも、辛くもどうにでも持っていける。
ボリュームも割とあり、並というサイズがちょうど良い。

釜二郎 ¥840 【★★★★☆】

あれ?!台北の大王?!

生卵、デフォルトで乗っているのか?!
サービス精神旺盛。
茹でキャベツ、茹でもやし、アブラ、大きなチャーシュー入り。
うん、トップスオブザジロー。

二郎にしては薄味、というくらいで、どうにでも味変誘導可能な隙間あり。
チーズ、ブラックペッパーなどでカルボナーラ風…なかなか美味しい。
これにかつお節やきくらげもなぜか合う。

少々調子に乗って濃くなってしまった、というくらいで小ライスが欲しくなる。
相当に計算高く、よく出来たシステムと思った。

替え玉 ¥180 【★★★☆☆】

らーめん小池の替え玉みたいだね

煮干しだしに浸った細麺。
これを投入するのだが、このまま机上トッピングだけでも立派な一品になりそう。そして一気に丼全体が煮干しに浸食される。
一杯で様々な楽しみ方が導き出せるこのナポレオン軒。
ラーメンが大好きで、美味しく食べて欲しいというオーナーの想いがひしひしと伝わる。
非常に美しい精神から生み出されたのではと、気持ちよく食べられた。

飛び抜けた値段で中身の伴わない、流行りのラーメン屋とは違うね。
また何かの機会に訪れたいと思いました。
ごちそうさまでした。

食後のデザートはオレンジカウンティ。
チロルとは違ったジャンキーさ、ボリューム、コストパフォーマンス。

いちごチョコアーモンドカスタード+クリームメガ盛り ¥650【★★★★☆】

いちごの香りが見た目以上に広がる

実は祖師谷はクレープ王国で「クレープリーチロル」という我が魂を奪い取られた超絶大名店がある。
ここのオレンジカウンティはそこの元祖であるが、今は元祖を名乗れない中身なのだ。
(政治問題)

しかし、それでもここはここで大好きなんだよ。

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