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祖師ヶ谷グルメ【スリマンガラム】世田谷区 南インドカレー @再訪

先日初めて訪れた、祖師ヶ谷大蔵の南インドカレー、スリマンガラム。
1週間しないうちにどうしても我慢出来なくなり、また食べに行った。

スリマンガラムA/C 祖師ヶ谷大蔵店
〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3丁目33−2 三興ビル B1F

大きなバナナの皮

開店と同時に入店した。
店内は広々としていて、並ぶまでにはかなりキャパがある。

ノンベジミールス おかわり自由 ¥2,000

南インドカレー、煮込み、スープ、デザートなど【★★★★☆】

Non veg Meals

今回もランチメニュー、ノンベジアンリミテッドを注文。
野菜のみのベジミールス(Veg Meals)は1,700円
肉と野菜のノンベジミールス(Non veg Meals)は2,000円。

今回はマトンカレーから

ノンベジミールはチキン、マトン、フィッシュ3種のカレーがあり、それぞれおかわりし放題だった。

前回とは具材や内容が僅かに変化していて、デザートも温かいものから冷たいものに。

ベジミールスは野菜煮込み多めな印象

今回の総評

マトンのコロンブ(カレー)【★★★★★】
チキンのコロンブ(カレー)【★★★★☆】
フィッシュのコロンブ(カレー)【★★★☆☆】
サンバル(少し酸味のある豆と野菜の煮込み)【★★★★☆】
ラッサム(黒胡椒の効いたスープ)【★★★★☆】
クートゥ(豆と野菜のポタージュ)【★★★☆☆】
ポリヤル(野菜炒め)【★★★☆☆】
ライス(インド産)【★★★★☆】
アッパラム(揚げ煎餅)【★★★★☆】
パヤサム(デザート)【★★★★★】

突然盛られるおまけオムレツ

なんと、サービスでオムレツを貰った。
塩味がそこそこあり、味変にちょうど良い。
出来立てがふんわり美味しい。

ゴロッと1かたまりの具(フィッシュ)が入る

フィッシュカレーは少しクセのある、まぐろの血合のような部位。
風味的にブリっぽいかも。
おかわりはしなかった。

今回のチキンは少し白め、前回と僅かに異なる

更におかわり、左がチキン、右がマトン。
前回は骨付きのややコクあるスパイシーなテイスト。今回はココナッツミルク僅かに感じるマイルドコロンブ。
マトンは今回神だった。3回おかわりした。
(前回は食せず)
これだけの種類があって、食べ放題はなかなか楽しい。

右手で食べる人は啜るしか無いのだろうか

ラッサム(黒胡椒のスープ)とパヤサム(ミルクスパイス煮)もおかわりし放題。
このパヤサムは牛乳とカルダモンを煮て、カシューナッツやレーズンを風味で加えるらしい。
具材はタピオカのようなものや、極細ヌードルのバミセリが入っていた。

私はスリマンガラムはカシューナッツ無し、時々レーズンが入っている。
(おかわりのロットによってあったりなかったりする)

店内には常連なのか、普通に右手で食べてる若者もちらほらいる。
私はまだスプーンのヘタレ。
次の目標は手で食べてみること。
だいたいなんでもそうだが、伝統的習慣には続けられている意味がある。

よく考えたら、寿司屋の握りは出来るだけ手で食べている。
大将の掌を出来るだけ素手で感じ取りたいという精神的コミュニケーションがある。
ひょっとしたら似ている何かしらのスピリットがあるのかもしれない。
次こそは。

この辺の話をすると「え!私無理!!」という方もかなりいると思う。
精神衛生が潔癖に傾いてしまうと、実は人生でかなり苦労して損をするということをとても実感している。

なんでもそうだが、タフネスはこういうところにも必要で人生を楽しく過ごすための重要要素だろうと思ってる。

やみつきフェンネル

お会計のレジ近くにあるフェンネル。
店員も働きながらつまんでいた。その気持ちはよくわかる。
今回も食後に2杯いただいた。
退店後、気温が下がっていたのもあるが、なんと清々しいこと。

南インドカレーは油が少なく、ニンニクを感じない。
食べあがりの軽さも様々な違いがありそう。
ランチで2,000円はギリギリのラインではあるが、このスパイス感、楽しさは脳が覚えてしまったようだ。

自分の中ではランチ価格の再上限近くだが「代替不可能商品」である限り、この値段については認めざるを得ない。
それくらいに十二分に価値があると思った。
ウィザード級スパイスの達人に完全にやられてしまったようだ。

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