【白熊杯プレ企画:曲から一句】~三つのジャポニスムより~I 鶴が舞う
タイトルからして、「冬っぽい」吹奏楽曲の一つかなあと感じます。
もっとも、正確な鶴の求愛シーズンは「春先」のようですが、そこは「みん俳」シリーズの良さで、「冬っぽい」と解釈しました(笑)。鶴自体は、「冬の季語」ですし。
吹奏楽コンクールでも演奏されることの多い、「三つのジャポニスム」のうちの一曲目。
鶴の求愛ダンスの曲ということもあり、グリッサンドで鶴の啼き声を表現。
スネアドラムでブラッシュを使って羽ばたきの音まで再現するなど、鶴の細かい動作まで再現しようとした一曲です。
作曲者は、真島俊夫氏。
数々の吹奏楽の名曲を生み出した作曲家ですが、中でも私が好きなのは、「和」のテイストが感じられる曲でしょうか。
「和」の三部作と言える「富士山」「鳳凰が舞う」なども、俳句の素材として使ってみたい曲です。
実は、句自体は、俳句に詳しい人ならば「季重なり」を指摘するところ^^; →(「鶴」と「息白し」が季重なり) ですが、季重なりOKの「みん俳」なので、あえて遊んでみました。 曲のイメージに素直に従ったということで(笑)。 今回の「プレ企画」の「曲から一句」の概要は、こちらからどうぞ↓
この曲のシリーズ、もう一つ「冬」の曲があるので、そちらも作句できればいいなあなんて考えています。
歌ではないのですが、まあクラシック界隈にも「冬っぽい曲があるよ」ということで^^;
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