俳句ポスト入選~2024.11
今月の俳句ポストの結果が発表されました。安定の?並選です。
いつき先生によると、「氷柱」の取り合わせは案外むずかしい……とのこと。
私はもともと一物仕立ての句が多い傾向がありますが、その分「類想」が多くなるリスクもあるのだと、いつき先生の選評に納得しました。
ただし北国育ちの私としては、情景が浮かびやすい季語でした。「つとめて」の言葉からもわかるように、冬の晴れ渡る早朝の一コマです。
私の句も「類想」と言えば類想の類でしょうね。ただし、オノマトペを少しひねってあるので、並選に採って頂いた感じです。
ちなみに、現在リサーチ中の「市原多代女」さまによる「氷柱」の句は、こんなものが。
藁葺き屋根も滅多に見かけない現代では、生まれてこない句でしょうね。
ですが、今よりも遥かに厳しい寒さだったであろう須賀川で、かつては多く見られた光景。
ふっと、多代女さまと通じるものがありました。
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