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ストーカー

昨日、須賀川市内で発生した「立てこもり事件」。妹によると、全国ニュースになったようです。

たまたま事件発生直後から、Xのフォロワー様がこの件についてポストしていらっしゃったのを拝見して、事件の概要を知りました。
「犯人逮捕」の知らせが流れたのは、事件からおよそ5時間後だったでしょうか。「普段は静かな場所」というコメントがありましたが、市内では比較的若い世代が住む新興住宅街で、子供も多い地域です。
近くには小学校や中学校があり、学校側は子どもたちを校内に待機させていたとのこと。

そして、「つぶやき」でもちょろっと述べましたが、私も今から四半世紀以上前に、「ストーカー」されていた件を思い出しました。


あれは私がまだ中学生のとき、青森に住んでいた頃の話です。まあ、早い話が中学校の先輩から告白されたものの(面識はなかった)、どうしても相手に恋愛感情は抱けなかったんです。悪い人ではなかったと思いますが……。
それでもきっぱりと拒絶できなくて、何となく相手の求めに応じて会っていたりしたわけです。

ただこちらは所詮中学生ですから、どこかで「そのうち諦めてくれるだろう」と思っていたんですよね。ですが、中途半端に対応したのが悪かったのでしょうか。たまに、「待ち伏せ」されることも出てくるようになりました。
この頃になると、相手方に、「恋愛感情は持てない」とはっきり意思を伝えていたのですが……。

さて、私も入試を経て無事に高校生になり、隣町の高校に通うようになると、綺麗にその人のことは頭から消え去っていきました。
そして、入試の頃から「福島への引っ越し」が決まっていたもので、いずれは「転校」することを見越していたんです。
福島は元々住んでいた土地ということもあり、編入試験を終えて(翌日には「合格」の知らせが来ました)、割と青森への感傷を抱くこともなく、さっさと福島に戻ってきました。
高校1年の時の話です。

……が、恐怖はその翌年に起こりました。
翌年のある日。その当時は「携帯」なんていうものはなく、連絡ツールといえば、家の固定電話でした。で、電話がかかってきたんですよ。
何気なく受話器を取ると、聞き覚えのある声。そう、彼です😱

勿論引っ越しの際に連絡先は教えていなかったのですが、なぜ我が家の電話番号を知っているのか。
さすがに、恐怖を覚えました。

種明かしをすると、その当時はまだ、「ハローページ」というものが存在していたんです。

今では配布を完了していますが、当時はこれで固定電話の電話番号を調べることが可能でした。
ただ、普通は「地域単位」で配布されるものであり、まさかそこから身バレするとは思わなかったのです。

ですが彼は隣町の図書館に足を運び、そこで「全国版」のハローページの中から我が家の電話番号を探し当てた……というのが、事の真相でした。
で、我が家の名字は全国でも珍しい珍姓だったため、一発でバレたというわけです。

――結局、当時「もう付き合っている人がいる」ということを告げ、それでようやく相手は引き下がりました。
ですが、今振り返れば、十分に「ストーカー」だと思うんですよね(´・ω・`)
もういい歳となったであろう彼の中でも、ひょっとしたら「黒歴史」として刻まれているかも知れませんが💦

いずれにせよ、「ずっと一筋」なんて言えばロマンチックにも聞こえる恋愛感情も、相手の意向を無視し、一方的に自分の気持ちを押し付けるだけならば、立派なストーカーです。


また、あまり知られていません?が、ストーカーは必ずしも「異性同士」の関係に限定されません。
同性同士でも「相手に対する依存心・執着心が強い」場合に、ストーカーと化して問題となるケースがあります。「ネットストーカー」による誹謗中傷は、その最たるものではないでしょうか。

いずれにせよ、今回の「立てこもり事件」は、ストーカー対策について改めて考えさせられました。

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