お月見どろぼう
とある人のブログで知ったこの風習。
皆様のところでは実施されているでしょうか?
ざっくり言うと、お月見のお供え物を子供たちが盗んでいく風習なのだそうです。
子供は月からの使者ということで、泥棒をしても怒られないんですね。
盗まれる方も「縁起が良い」「五穀豊穣につながる」として、子供たちが持っていきやすいように工夫を凝らしているようです。
それでですね。
この風習が残っている地域ですが、何と福島県にもあるのだそうです。
私が検索したところによると、福島県内で「お月見どろぼう」の風習が確認できるのは、いわき市遠野町。
お月見どろぼうを「満月祭」と大々的に銘打つことで、地域振興につなげようとしているようです。
後は、県南地区でもこの風習が残っているようで、私が愛読している方のブログでは、その準備に追われている様子が述べられていました。
別の方のブログでは、
・いわき市田人地区
・石川郡浅川町
・東白川郡塙町、同郡棚倉町
とあります。
へえー。やっぱり私のところではやらないんですね。
どうりで聞いたことがないと思いました。
盗む側は「お月見どろぼうです」「お月見ください」など声をかけていただくのがマナーです。
また、地域の子供たち皆が参加するので、後から来る子供のために持っていくお菓子の数は1~2個にとどめておきましょう。
盗まれる側が準備するお菓子ですが、今は駄菓子や大袋入のお菓子をバラして準備するようです。
スーパーでは、「お月見どろぼう」用のお菓子を売っているようです。
何だか、聞いているだけでワクワクしますね😊
「和製ハロウィン」と表現されることもありますが、昔はやはり子供たちの楽しみの一つだったんだろうなぁと思うのです。
お月見どろぼうは、愛知県などで盛んなようですが、どうやって福島に伝わってきたのも興味があるところです。
実施している地区も県南地区やいわき市の一部に限られていますから、昔、何かの縁があって磐城藩に流れてきた人たちが、「お月見どろぼう」の文化を伝えたんだろうなぁと思うのですが……。
私の住んでいる地区には「お月見どろぼう」の文化はないですから、ちょっぴり実施する地域の方々が羨ましいです。
準備する方は大変でしょうけれどね😅
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