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私の好きな題材(芍薬について)

芍薬。
何故、こんなにも美しく、心惹かれるのか。
私にとって芍薬とは特別な花であり、愛の象徴のように見えるのです。

クリムトの赤子(ゆりかご)と言う
絵を見たことがある人はイメージしやすいかもしれないですが、
何枚もの布に包まれて
その1番上に子供の顔がちょこんと出ていて、その子に対する愛情が滲み出てる作品で、まさにその布が、その子に注がれた愛のように見える。

また、私の祖母は、私が体調を崩して横になってると毛布や布団を何枚もかけてくれた。
(昔からある古い家で、冬場はとても冷える)
毛布と布団は、ものすごく重かったけど
高齢のおばあさんが、よく運んでくれたなと
その毛布をかけると言う行為こそ愛情なんじゃないかなって思います。

そして、また別の話しですが、いいとも最終回でタモさんが、視聴者の人、まわりの人達が、自分に価値を付けてくれたと言った後に「また、この見窄らしい身に何枚も衣装を着させてくれた。」って言っていたんです。
それってタモさんと番組が愛されていたんだよ。ってことを物語っていたと思うんですよ。

バラバラの話しのようですが、私の中では全て繋がってる話しです。
つまり、愛情を注ぐように
かけられた布達が、芍薬の花びらと
重なるのです。
芍薬を見ると、何枚も、何枚もの美しい花びらで、次に繋がる愛しい存在を守ってるように思えて仕方がないのです。



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