DSB月誌 vol.16 ~観葉植物にみる長期的視点養育のメソッド~
こんにちは、こんばんは。DSB月誌のお時間がやってまいりました。
相も変わらず、趣味で植物を育ててます。カズキです。
一年前から観葉植物を育てているのですが、最近植物たちを育てることで
身についていたおもしろい視点に気が付きましたので、ちょっと考察して
みたいとおもいます。
まずは、植物を育てるうえでの結果予測・対応方針決定のフローについて
①事前分析
まず、その植物の特徴・生育地・適応環境・生育条件等、ひたすら調べる。
そして、それに見合った環境(すぐに用意できなければ暫定環境)の整備
植物によって元々生育していた場所が違うので、乖離ができるだけ無い様にしてあげる
② ①に照らし合わせた日々の経過観察
そこから始まる日々の経過観察。
現状環境とベスト生育環境とのギャップを考慮し、経過観察を行っていく
この経過観察期間が割と長い。実際は1週間程度なのだが、長く感じる。(植物はいきなり動き出したりはしないからね
そして植物の本体は、実は目に見える葉の部分ではなく地中に潜む根が彼らの本体なのだ。
なので表に出てくる葉っぱたちは、いわば結果でしかないのだ。
③経過観察から今後の対応策・変更点の検討
ここで、表に見える結果(葉っぱなど)から何が言えるかの考察・検討
例えば、葉が黄色ければ、根腐れ・根詰まり・水、日光不足の検討ができる(現状環境との照らし合わせ)
ここでも、結果に対する情報収集が始まり、対応策の検討を行っていく。
以降、②③の繰り返し
上記まででポイントなのが、
失敗までのスパンが色々な物事に比べ長期的である
ということ
①~③まででなんなら1年間のスパンでよかったりする
買った植物なら適当に育てたところで1,2か月育つし、直接的な打撃がない限りは長く生きてくれる
対応が少々遅れたところで簡単に枯れることはない(水あげなけりゃそりゃ枯れるけどね、人間も水なしならもって4,5日)
なので、ゆったり眺めながら、
あー、そろそろ水あげなきゃなー
と、とてもゆったりしています。
そして、スパンが長いからこそ、自然にやっていた
バックキャスティング
この子を置いたときにこんな風になってたらいいなー
ここまで大きくなってほしいなー
という感じで気づいたら何年後かの先の未来を想像しながら育ててる
こういう視点って、寿命の長い植物たちならではのものではないかと
なので、最近では自分の人生ことでも
何年後かにはこうなってたらいいなぁー
とわりとゆったり暮らすことができています。
即座にどんどん行動することは大事
だけど
いけいけどんどん(?)の世の中で、ゆったりした時間を設けてじっくり考えごとをしたり、ちょっと先の未来に思いを馳せることも必要なんじゃないかなーと最近は感じています。
目まぐるしい日々に疲れを感じている人は、ぜひ観葉植物を育ててみてはいかがでしょうか。
最近、ブームがきているのもなんとなく頷けるような気がしています。
ということで、この月誌も書かなきゃな―と思いつつ月末になってしまっておりましたとさ(笑)
次回は来月15日tnkさん、お楽しみにー!
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