MSBS西宮①2021.10.26

4期 銘苅さん(現:関西学院大学ハンドボール部コーチ)とのお話から自分の思考に再解釈しました。

「視野を広げる」

「広い視野を持とう」「視野広いね」このような言葉はそれなりに耳にするが、実際どのように説明できるだろうか。話す中で一つの結論にたどり着いた。

自分を中心に考えたとき、自分から多くの矢印がでていることではなく、自分に向かう矢印の数こそ広い視野を持つことなのではないだろうか。

そして、この矢印の数を増やすことで、主観的にも客観的にもみられ、またその両面を楽しむことでよりいろんな楽しみ方ができると思う。

「経験=体験+α」

言葉一つまで考えて選んで使いたい。そんな中で、今まで「体験」が「経験」とそこから得られる学びや思考だと思っていたが、調べてみると「体験」と「経験」の意味が逆だった。話すことで語義を見直すきっかけになった。これからもいっぱい「経験」しよう。

「競技スポーツにおける多様性」

「多様性」これまたよく耳にする言葉だ。「多様性を尊重する」こう聞くと大人に対する子どもや先生に対する生徒、指導者に対する競技者に使われる機会が多い気がする。考えたことはなかったが、言われてみるとそんな気がした。大人にも先生にも指導者にも多様性がある。しかし、どこか後回しにされる風潮があるのではないだろうか。ここに大きく結びつくのがパワハラ問題や不倫・浮気を取り上げるニュース。実際どこからがその一線を超えたことになるのか、人それぞれな部分もあるはずなのに、全てが悪とされるのもどうしたものか。こういう問題こそ、周りや外部が書き立てるのではなく、当事者同士のルールで多様性をもって扱えないだろうか。

「カスタマイズする世界」

スマホのアプリ、SNSのフォロー、…等、自分が好きなものに囲まれている世界、嫌なものはすぐに削除、ブロックできる世界、そういう環境で育つ自分を含めた学生の世代は自分が思い描いたギャップに出会ったとき、どう立ち向かうのか。いやそもそも立ち向かえるのか。幸いにも、自分は高校の部活やサッカーという競技を通して理不尽体制がついている方だとは思うが、良くも悪くも自分が好きなモノだけに囲まれる世界ってどうなんだろう。

「真面目という強さ」

言葉のとおり、真面目って強い武器だよね。

まとめ

話したり、聞いたりする中で印象に残った会話から、自分なりに再解釈してまとめてみました。日本代表や欧州生活の経験から話される言葉には説得力や重みがあり、自分とは遠いレベルの競技者とお話しできてとても有意義でした。あまり接点のなかったハンドボールから広がった思考を通してでしたが、何にでもつながるとは思うし、今後競技としても注目したい。せっかく西宮でたまたま出会ったので、これから何か一緒にできればいいな。

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