🇪🇸Mad Cool 2024に行った

2024年7月14日 12:10

Madcool 2024 に行った。灼熱の夏フェス。フジのthe Killers、サマソニのBMTH＋Maneskin、秋来日のDua Lipaに来日しないPearl Jamまで。興奮のラインナップ。

感想

7月のマドリードは暑い。40℃を超える日もあった。湿度は低いが真夏で日差しも強い。一年中肌寒い感じのイギリス北部とは違いこの気温が夏フェスという感じで嬉しかった。
会場は6ステージ。でもコンパクトな印象を受ける。全体でグラストのピラミッドステージくらいではないか。
空のペットボトルを持ち込んでもなぜかキャップを捨てられる。水汲み場がある。トイレの場所が少ない印象。でも1日6万人のキャパ。行ったことはないが、気候や雰囲気はコーチェラに近いものがあるのではと思った。向こうは倍くらいのキャパのようだが。あと芝マットが敷かれていてどこでも座ってくつろげるのがとても良かったし足に優しかった。ただ地下鉄最寄り駅から会場まで徒歩20分くらいでバスもなく厄介。ホスピタリティという面では良い点もあり悪い点もある感じ。
粒揃いのラインナップで1日券の人も多く見かけた。プリマベーラはインディーオルタナより、マッドクールはロックポップよりで客層もまた違って面白い。

7/9火

マドリードに夕方着。とても暖かくて雰囲気も良くて気分が高揚した。夜タコスを食べて近くでEuroを観戦。スペインがフランスをくだし、決勝進出が決まった。残念ながら日夜にはスペインにいない。

7/10水

いよいよMadcool初日。存分に楽しむ。気合いをいれて17時に行ったら暑さでかなりばてた。
Soccer Mommy→Janelle Monae→Dua Lipa→Smashing Pumpkins

Duaでは割と前で待機。ティーンの女子に囲まれて僕たちは浮いていた。みんな大合唱ですごい。ライブも圧巻。

7/11木

のんびり観光して夜会場へ。昨日のDua21:30開始よりも遅くPearl Jamは23時開始で涼しくて助かった。初ライブで感無量。昨日のファン層とは打って変わって背の高い筋肉質のお兄さん、白髪やハゲのロック好きおじさんがたくさんいた。エディのMCは紙を見て多くをスペイン語でしていた。昨日のDua も少ししてた。スペインはとても愛されている。ライブもかなり盛り上がるのでそれも納得。

7/12金

昼過ぎまで寝てのんびり買い物してまた昼寝して会場入り。
Alvvays→Alec Benjamin→Tom Morello→Sum41→Maneskin
トムモレロでレイジ曲もちゃんとやってくれてめちゃくちゃ盛り上がった。サプライズでマネスキンのトーマスもきた。Jessie Wareを蹴ってSum41に全振りしてみて大正解だった。ベテランで安定の盛り上げ上手。マネスキンは前回サマソニで見た昼の印象と異なり夜がよく似合うクールなライブだった。楽しかったもののこの日が一番客の入りが少なかった印象。

7/13土

近くでタコスを食べてシェリー酒とハムも食べてまた昼寝して会場入り。
まさかのTylaキャンセル→Arlo Parks→Avril Lavigne →BMTH→The Killers→The Kooks
昨日のSum41で味をしめてアブリルも見てみた。やっぱり楽しいし盛り上がる。BMTHは30分おしで出てきたものの、1曲目からそれを一瞬で忘れるような熱狂で心拍数がかなりあがった。サークルモッシュを煽るので周りがとんでもない騒ぎになったけどそれもまた楽しかった。彼らは今旬のロックバンドだとよく分かった。キラーズはあえて書く必要もない。武道館以来、日本から来た友人と肩を抱き合って泣きながら合唱した。クロージングアクトにクークスというのも贅沢だった。2時まで大いに楽しませてもらった。ちなみに地下鉄は4時まで臨時運行のためちゃんとホテルに帰れる。

感想もう少し

例年ラインナップが良くて見る度に羨ましかったフェスなので来られて良かった。日差しが印象的なフェス。とてつもなく楽しかった。ただ17時〜20時くらいのアクトは日差しが強すぎて辛く、ステージも明るすぎてスクリーンが見づらくライブの印象が若干薄くなってしまったかもしれない。プリマベーラと同じく中心部からのアクセスがよく粒揃いのラインナップのため誰にでもおすすめできる。

過去3年のラインナップ

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