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まだ早いよ〜2号くん!

夕食後に宿へ戻り
朝になるとテキストメッセージして
迎えに来てもらう
そんなリズムが出来てきたある日

ん〜イタタタ…
なんとなくお腹張ってるような
とはいえ陣痛くるには
まだだいぶ早いぞ…

いつもなら
目覚めてすぐにテキストメッセージして
迎えに来てもらう時間を待つのだけど

その日はなんだか
痛みと張りでメッセージもできない
動きたくない…

ただ横になって
どうしよう〜義母とベビたん1号に
連絡しないと…と頭では思うけれど
動けない…

いつもならとうに
迎えに来てもらう時間になっている
どうしよう…

コンコンっ
ドアをノックする音…

な、なんと!!
ベビたん1号が義母をうながして
私を迎えに来てくれた!!

「いつもなら連絡くるのに来ないのおかしいよ〜
マミーを迎えに行こう!!」と
わずか5歳のベビたん1号
私を助けに来てくれたのだ!!!!

決して口数多くないけど
しっかり日々の様子を見ていて
異変を感じとってくれてたのね…

ありがとうベビたん1号!!

と喜んだのはつかの間…
昼間を過ごす義母の家についても
食欲もなく横になるばかりの私

やっぱり病院へ行こうか…

出産予定の病院へ行くと
「切迫早産だから、すぐ入院しましょう。
これからしばらく安静です」
点滴されて即入院!!

え〜〜!!荷物とか取りに行きたいし〜
なんて希望は通るはずもなく
宿にある荷物から必需品を
持ってきてもらうことに…

なんとか無事に飛行機に乗ってきたのに
入院なんて…

ベビたん2号は早く出たがっているけど
肺の機能がまだ充分ではないから
しばらくお腹にいてもらわないといけないらしい

お腹の張りや痛み止めの点滴が終わると
ベビたん2号の肺の機能を促進する点滴

1日のうち点滴してない時間が少ないくらい
チューブにつながって
異国の病院に入院…
なんてこったい

しかし救われたのは
同室に先に入院していた
同じく妊婦さんが
わりと話しやすくて

1人で悶々としたであろう
異国の入院生活で
初めてローカルの友達ができたこと

その国に着いてから
疑問に思っていたことを
聞いてみたら
義母とは違う視点の答え

子どもの年齢もどうやら近いし
自分達の年齢も似たような感じ

国は違えど年齢が近いと
やはり感覚が近しいところもあり

義母とは出来ない話が
色々とできて

家族以外のつながりを初めて持てたのが
とても嬉しかった

とにかく彼女とは
色々な話をした

その国の不思議なこと
子育てや仕事など
話しているとわかる
女性達の考え方や感覚に
驚くことも少なくなかった

大ピンチと思われた入院で
友を得たのは
大きな救いだったな〜

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