逃げか甘えか自己防衛か・・・
『自分を守るために逃げて良い』部分もあるんやけど、
絶対逃げたらアカンところもあるはず‼️
自分の短所は「甘さ」かもしれません。
現代では、私が若い頃には耳にすることのなかった発達障害やADHDといった様々な病名をよく聞きます。そのため、従業員に無理をさせないよう注意しています。
従業員の残業をできる限り減らし、同僚との人間関係で相談を受けた際には、問題を乗り越えさせるのではなく、部署を移動させる対応を取ることが本当に良いのか疑問に思い、今日はその従業員に直接問いかけてみました。
「無理にとは言わないけど、あなたが少しでもその現場に助っ人として関わってくれるだけで周りのスタッフは助かる。」
「たしかに嫌な人もおるやろうし、許せない部分もあるのは理解できる。」
「その嫌な人と関わらない間接的な送迎など、少しでも助けてもらえないか?週に1回1時間でも良いから。」
と言いました。
分かりましたと言ってもらい、ホッと胸を撫で下ろした矢先、
彼が行方不明に、、、
スタッフは心配して探し回り、僕は自分の言ったことが本当に良かったのかどうか、頭の中で何度も自問自答しています。
『後悔は無い!』と言い聞かせてる部分も正直ありますが、僕には信念があります。
全て守られる世界はいかがなものか。
就労支援継続支援B型の利用者さんは支援者や環境に守られて日々過ごし、いつの間にか嫌な事を我慢できないワガママ利用者になってるケースも多いのではないでしょうか。
事業所としては、利用者に辞められると困るため、ある程度の我慢で済むなら放置してしまうことがあり、これが悪循環を生んでいるかもしれません。
嫌なことはもちろん逃げたら良いのですが、
●約束を守るために克服しなければならないこと。
●ミスしたらちゃんと素直に謝る。
●挨拶はする。
など
自分の機嫌が悪かろうが関係なく最低限のやるべきことはあるはずです。
仲間が疲弊している中、たしかに嫌なことがあっただろうし、嫌な同僚もいてるでしょう。
しかし、お世話になっている大切な仲間のために自分のできる範囲で協力する姿勢は必要だと伝えたのですが、僕の伝え方が悪かったのか姿を消してしまいました。
この信念を伝えなければ従業員をただの駒として見ている自分になりそうで凄く嫌です。
僕は従業員と共に成長したいのです。
彼が戻ってくることを願っています。
僕の後悔は、『もっと良い伝え方があったのでは?』ということです。
愛を込めて伝えました。
届いてほしいものです。
*******< 後日談 >********
彼も少し気持ちを整理し、戻ってきました。
彼は
「まだ苦手なスタッフたちと関わるのは難しいと感じていて、
すぐに現場には行けない。
しかし、別の形でサポートを続けたいと思っている」
と、一歩前進!
スタッフたちは今後も週に一度集まり、困りごとや悩み、雑談を交えながら、現状やこれからのことについて皆でコミュニケーションを深めていくことになりました。