本物の就Bのフランチャイズとは
今日は北海道から大阪に戻り、明日からは沖縄だ。
利用者さんのために新たなビジネスを生み出すぞ!
今、機内でnoteを書いています。
軽作業しかないのはおかしくない?
内職、すなわち軽作業。
シール貼りやネジの袋入れなど、簡単な作業は利用者にとっても重要な作業です。
しかし、軽作業以外の作業も必要だと思います。
極端な例えですが、
「支援学校を卒業した18歳の女の子がケーキ屋さんで働くのを目標に就Bに通所しているのにネジの袋入れの作業しかない!」
というに違和感をめちゃくちゃ感じます。
ケーキ屋さんで働くためには細かな作業をしたり、毎日決められた時間に来るといったことが求められます。
ネジの袋入れが全く関係ないとは言えないかも知れませんが、何年も続ける作業としては無理があります。
ビジネスにつながる作業を生み出すには
福祉畑でしか働いたことがない人は特にそうですが、普通にビジネスとして収益がしっかり出せるような利用者さんの作業を生み出すことはとても難しいです。
僕の肌感ですが、『収益を出す難しさ』を理由にビジネスを生み出すことを諦めている事業者は多いと思います。
『あ〜何か利用者さんのために新たなビジネスせなあかんな〜』
と思ってる事業者は多いでしょうが、実際にガチで動いていない事業者ばかりでしょうね。
利用者さんが朝から15時までいて、送迎して帰ってから事業所で2時間ほどビジネス会議をするという事業者があったとしましょう。
2時間✖️20日間🟰40時間/月。
収益を出せる新たなビジネスを、ひと月たった40時間の会議で何ヶ月経てば生み出せるのでしょうか。
福祉の人員配置を含まず、専門化の人を雇用したりコンサルを受けたりするなどし、『いききる』ことをしないと収益を出せる新たなビジネスは作れないのではないかなと思っています。
命がけで新たなビジネスを24時間考えて動いている人と、ひと月40時間しか動いていない人では成功する確率は一目瞭然です。
※一概には言えませんが。
行き当たりばったりではなく、世間が求めているもの、資金、期間などを定めてスタートしないといけません。
以前の僕はそれが全くできませんでした。
平成30年度の法改正にて工賃が高い事業者を評価する平均工賃月額区分というのができました。
最初は否定的な僕でした。
でもそれは収益を出せるビジネスを生み出せない自分を正当化していただけでした。
福祉に人員配置しない人を雇用し、設備投資し、自分も自ら動き、鼻血が出るくらい考えまくる。
自分の時間を犠牲にしてチャンスとあらば、それが北海道だろうが沖縄だろうが出向いて色々お話しを聞きにいく。
フランチャイズという選択肢
facebookやインスタなどの広告で様々な就Bのフランチャイズ広告が流れてきます。
自力でビジネスを生み出すのが難しく、フランチャイズへの加盟を検討する人もいるでしょう。
就Bのフランチャイズにで一番大切なことは『出口』です。
すなわち利用さんが工賃を稼ぐための作業があるのかをしっかり見極めることです。
フランチャイズに加盟するなら作業内容とその実績(=収益)をしっかり見てください。
突っ込みまくってください。
フランチャイズ加盟料や月額のマージンは莫大なお金になります。
加盟するまでは皆んな良い人です。
僕はフランチャイズに対してアレルギーはありません。
作業内容とその稼ぐ仕組みが納得できれば、ぜひ僕もフランチャイズ加盟したいと思っています。
内容に対してなんらかの保証をするものではなく、内容や参考様式に基づくいかなる運用結果に関しても一切の責任を負いません。必ず最寄りの管轄の都道府県知事、市町村又は市町村長の障害福祉課などの指導担当者に確認して自己責任で運用してください。