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就労継続支援B型運営の成功秘訣:勉強会で成長を加速

大阪の就労継続支援B型事業所訪問記

とある繋がりで大阪市内の就労継続支援B型事業所に行ってきました。

最近立ち上げた事業所さんで指定申請は行政書士を使わずに社長さん自ら行い開所に至ったそうで『昭和のド根性』ってな感じでエネルギーが満ち溢れている社長さんでした。

昭和の社長のイラスト
chatGPT画伯による昭和のど根性社長(笑)



「分からない事は役所に聞いたら何でも教えてくれるんや!」
と僕と同じ考えで気合と覚悟を持って就労継続支援B型事業所を運営しているんだなと思いました。

事業所の雰囲気はブルックリン風のおしゃれなレンガ調で利用者さんにとって雰囲気の良い部屋での訓練はとても励みになるんだろうなと思いました。


いつの間にかプチ勉強会に


勉強会のイラスト


今年の令和6年度は法改正に伴い、新たな加算や既存の加算の変更など、とてもドタバタした4月でした。

そんなドタバタな4月を行政書士に頼らず突き進んでおられました。が、気づくのが少し遅れたのか7.5:1から6:1への変更などを来月の9月1日に変更をかけるとのこと。
6:1に伴い目標工賃達成指導員配置加算も抱き合わせで取るそうです。

『令和6年3月まで目標工賃達成指導員配置加算はどうしていたのか』など気になるところでしたが今更なので深くは聞きませんでした。

管理者兼サービス管理責任者の方もとても熱心で僕のプチ勉強会に必死に耳を傾けていました。


他力本願を避け、自力で成功を掴むために

僕は『コンサル』という言葉に非常に違和感があります。
コンサルって他力本願というかコンサル側に任せっきりのイメージがあり、コンサルが居なくなったら生きていけない・・・みたいな関係性かなと認識しています。

僕は世間でいうコンサルみたいな事をしているのですが、コンサルで飯は食べておりません。むしろコンサルよりも自分の会社をしっかり運営しないといけません。

会社を始めた当初はお金も知識もないので朝の5時から毎日事業者ハンドブックを読みまくり勉強しまくりました。

勉強しているイラスト

おかげで必要な加算や取りやすいけど危ない加算など理解できるようになり僕の事業所は安定した運営ができるようになりました。


役所とのやり取りで得た書類作成の知見

就労継続支援B型の運営には必要な書類や備品、掲示物など100種類以上は必要です。

分からない事はたしかに役所に聞けば良いのですが、1つの質問に20分かかるとして100個も質問してしまと2,000分もかかってしまいます。

僕は20年ほどかけて100種類以上の書類について役所に問い合わせました。

役所に問い合わせているイメージ

だから事業者ハンドブックでは理解しにくいところや、事業者ハンドブックにも記載されていない細かなことまで知れました。


コンサルに頼らない、自立した運営の秘訣

そんな僕に教えを乞う方もおられ『コンサルして!』とお願いされますが僕は『コンサル』は断ります。
しかし、『勉強会ならしましょう』と答えるのです。

『学校に行ったと思ってください。入学したら卒業しないといけません。』と言います。

学校のイメージイラスト


先ほども言いましたが僕は自分で事業所を運営しておりますので時間がないんです。だから
『早く卒業してください』
と言います。

この言葉に社長は共感していただけます。

社長からすると管理者が書類を完璧にできるようになることが会社を安定する最重要ポイントなのです。

管理者の成長、すなわち管理者が理解しているとコンサルなんて不要なんです。


共に学び、共に成長する勉強会の意義

僕は自分や会社のための時間を割きたくないので早く卒業して僕を解放させてねって感じで勉強会を開きます。
だから僕も必死に教えるし、管理者さんも必死に覚えるのです。

勉強会のイメージ

『入ってきたお金は返したくない』
その思いがあるなら書類の作成方法を学んだり、雛形を作ったり、やること盛りだくさん!もし勉強会リクエストあったら皆んなで共に成長したいなと思います。


今から三重県に行ってきます!何があるんでしょうか?

新幹線の上に乗っているサラリーマン

次回につづく。


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