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お金を稼ぐとは?

福祉の枠を飛び越えて壮大な話になりそうなタイトルですが、
「僕の持論」を少しお話したいと思います。

実際に僕がお金を稼いでいるからこうだ!
という話ではありません。

こうすればもしかしたらお金を稼げるのではないか

というお話です。

Q)大人になって情けなかったこと

つい先日、大阪の事業所で会議を始める前に
「大人になって情けなかったことってある?」と何の意図もなく従業員さんに質問してみました。
みんな一同に「え~、何やろ。。。。」と頭を抱えたり、腕を組んだりとなかなか楽しい光景でした。笑

一人の従業員が
「簡単なクイズが分からなかったこと」
と答えてくれました。
この従業員を皮切りにみんな答えてくれた回答が下記の通りです。

<大阪の従業員さんの回答>


Aさん
クイズで答えられなかったこと。

Bさん
ビジネスをやってきて25年間続けてきた会社を潰してしまった。

Cさん
いい加減な対応をされたこと。約束を守らない。
自分がもっとできると思っていたができなかった。
お客さんからこのひと凄い人やと紹介されたけどそのハードルを超えられることができなかった。
30歳でS500のピンクのベンツが似合う男になるという夢が叶っていない。
バッティングマシーンで全国制覇できると思っていたが、10台も売れていない。

Dさん
20歳でプロ野球選手になれないと実感したとき。
若い子等が従ってくれないとき。

Eさん
先日の野球の大会で個人的にチームに貢献できていなかった。

Fさん
1つもできひんのに2つもできひんやんと他人に言われたこと。
答えが見えてるのに、語彙力の無さにムカついた。
事業をやるときに無一文に父親にお金を借りに行くとき。
お金のなさに情けなさを感じた。

人それぞれの価値観が垣間見えてなんだか面白いなと思い、今度は沖縄の従業員に「大人になって情けなかったことってある?」と大阪と同じ質問をしてみました。

すると、大阪と全く同じリアクションで困っています。笑

<沖縄の従業員さんの回答>


Gさん
うんこ漏らしたことで情けない。

Hさん
期日までにやらないといけないことを先延ばしにして落胆し、自分が情けなくなる。

Iさん
保育園で働いている時、5歳児を担当している時に感情むき出しになり、自分に対して情けない。未熟だな。

と、多種多様の回答でふむふむなるほどと感心までしちゃったり。



ここで気付いたのが、BさんとFさんはお金でした。

BさんとFさんは元経営者で倒産に陥ってしまった過去をお持ちです。

お金は生活にも直結しますし、心身ともに大変ストレスがかかることもあります。

逆に他の方はお金というより個人的なことが多いように見受けられます。

もちろん一概には言えませんが、弊社の従業員9名ではありますが、このような結果になりました。

お金がなくて情けないって経営者のみならず、どんな人も当てはまる部分があるのではないでしょうか。

お金が全てとは言いませんが、お金をうまくコントロールし家族や助けたい人のお役に立てることも事実です。

そこから追加で質問を続けました。


Q)めちゃくちゃ稼げることができる人ってどんな人?

<大阪の従業員さんの回答>


Aさん
Noを言わない人

Bさん
信用される人

Cさん
失敗を恐れない人

Dさん
頼られる人

Eさん
他人の人生を背負える人

Fさん
寝る間を惜しんで働く人、時間が足りない人

<沖縄の従業員さんの回答>


Gさん
行動力のある人
世の中の役に立つ人

Hさん
大きい目標を自分の中に持ってて逆算して行動する人

Iさん
やってあげたい気持ちが強い人

なるほどね。。。では続けて質問を続けました。

Q)仕事とはなぜお金をもらえるの?

<大阪の従業員さんの回答>


Aさん
成果に対する対価

Bさん
時間と成果に対する対価

Cさん
他人がお金出してやってほしいことを変わりにやること

Dさん
世の中の役に立つ人

Eさん
価値の提供

Fさん
成果に対する対価

<沖縄の従業員さんの回答>


Gさん
世の中の役に立つ人やからお金もらえる

Hさん
成果に対する評価

Iさん
価値に対しての評価

なんだか似たりよったりの回答ですので正解はこうなのかなと思ったりもしました。
が、正解、不正解をジャッジする立場ではないので「これが正解だ!」とは言いませんでしたw


3つの質問に対する回答の共通点

ぼくが質問した3つの質問をもう一度見てみましょう。
「大人になって情けなかったことってある?」
「めちゃくちゃ稼げることができる人ってどんな人?」
「仕事とはなぜお金をもらえるの?」
この3つの共通点はないものかと考えてみました。

共通点がありました!

それは「お願い」でした。

質問を逆から見ていくとなんとなく自分の共通点が見えてきました。
「仕事とはなぜお金をもらえるの?」とはお願いされること。
お願いされてお金をいただける。

次に「めちゃくちゃ稼げることができる人ってどんな人?」ですが、めちゃくちゃお願いされる人がめちゃくちゃ稼げる人だと思います。

そして最後に「大人になって情けなかったことってある?」ですが、僕は同じことをしているすなわちサービスでライバル会社に発注されると
「どうして僕にお願いしてくれないのか」
と、自分が情けなくなります。

このように「お願いされる人」がお金を手にするのでは?と考えるようになりました。

そして、大阪と沖縄の従業員にこの3つの質問の「お願い」という共通点を説明し、みんなが思う「お願いされる人」とはという質問をしてみました。

Q)お願いされる人とは?

<大阪の従業員さんの回答>


「信用がある人」具体的に言うと?「嘘つかない、約束を守る人」

「嫌な顔しない人」具体的に言うと?「嫌な顔をせず笑顔で対応できる人」
「レスポンス早い人」
「笑顔が多い人」

「優しい人」具体的に言うと?「困ってることがないか聞き、何か手伝おうか?と言ってくれる人。相手が求める前に助ける人」

「人に好かれる人」具体的に言うと?「自分から声をかける人」

「嫌と言わない人」具体的に言うと?「次もお願いしてくれるように断る人」

<沖縄の従業員さんの回答>


「心が広い人」具体体に言うと?「できる範囲の中でOKを言える人」

「困っている時に答えを持って来てくれる人」

「いきがってない人」具体的に言うと?「お願いされることが当たり前と思っていなくて感謝している人。」

「上から目線じゃない人」

「先に行動できる人」具体的に言うと?「困ってる人がいたら先回りして助けることができる人」

「レスポンスが早い人」

「笑顔」

「嘘つかない、約束を守る人」

「冷たい対応をとらない人」

「嫌な顔をしない人」


稼げる会社になるための八か条


この回答を見る限り、大阪、沖縄関係なく共通してこんな会社、人なら「お願いされる」ような気がします。

重複しているところは削って下記のようにまとめました。

一、「嘘つかない、約束を守る」
二、「嫌な顔をせず笑顔で対応する」
三、「レスポンス早くする」
四、「笑顔」
五、「困ってる人がいたら、何か手伝おうかと声をかける」
六、「断る時は、次もお願いしてくれるように断る」
七、「お願いされることが当たり前と思わず感謝する」
八、「上から目線にならない」

八か条になりましたが、皆んなが出した回答ですので非常にリアルです。

従業員さんに目を閉じてもらい
「会社、その人にお願いが増えるとお金が儲かるのか?どんな人がお願いされるのかの質問で出た回答を、皆んなの八か条をスローガンとして3年間やってみないか?」と、
同意するなら手を上げてほしいと問いかけると満場一致で同意してくれました。

3年後、僕たちが稼げてる会社になるのか皆んなでゲーム感覚でも言いからやろう!と伝えました。

みんなで決めたスローガン。
もし守っていない人がいたら指摘しあおう。
お金を稼ぐというのが会社であり、会社が儲かれば給料に反映します。

給料に反映すれば家族を養っていける。

営業マンもそう、同じ商品を売っているのになぜ人によって成績が違うのか。

そんな人生をかけた実験を行う僕たちですが、またどうなったかご報告します。

これでアカンかったらグレてやるw笑

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