相談だけじゃない存在
報告したくなる相手
相談できる人がいるのはその人にとって強みになります。
それだけだけでも十分なんですが、もっと力になれる存在に気づきました。
世間では?当たり前のことで自慢にもならないし、わざわざ人に言うことでもない事ってあると思います。
例えばこのLINEのやり取りを見てください。
このLINEは実際の僕のLINEなんですが、まさにわざわざ人に言うことではない内容ですよね笑笑
でもね、このやり取りめちゃくちゃホッとするんです。
また頑張ろって。
やらないといけないことも
ついつい後回しにしがちなことも
報告し褒めてもらう
報告を受けたら褒めてあげる
それができる存在のおかげで今の僕があります。
小さな一歩の積み重ね
自分の人生振り返ると
『コツコツ積み上げてきた事が今の自分なのかも』
と思えるようになってきました。
飛び級はできないのも理解してきました。
でもコツコツやるには一人では辛すぎる。
例えば、何年も外出できず、人との関わりを避けていたケースの場合。
その方にとって、外に出ること自体が非常に恐怖で、
周りから
「少しでも外に出てみて」
というアドバイスを受けても、
それを実行するのは大変なストレスを伴います。
社会との接触を少しずつ増やすというのは、
その方にとってそれをコツコツやるには辛すぎます。
しかし、
まずは自宅の前に出るだけ、
次に近くの公園まで歩く、
といった小さな目標を毎日少しずつ積み上げる中で、
僕のLINEのように報告し、褒められて励まされ、
時には相手からの報告を褒め、励ますといったサイクルが
次第に外出の習慣が身に付いてくるのではないかと思います。
そして、最終的に作業所や支援センターに通うようになったり、
新しい友人や支援者と出会うことができるようになれたら涙もんです。
もちろん、その道のりはとても大変で、
一度外出できたとしてもまた引きこもってしまう日もあるでしょう。
それでもコツコツと挑戦し続けることで、
大きな進展が見られるようになるかも知れません。
時には褒められてみる
ここでのポイントは報告に対して褒めたり励ましたりが一方通行ではないということ。
支援者は利用者さんに対し、どうしても一方通行になります。
支援者も苦手なタスクや小さなタスクでも、
できたことを利用者さんに敢えてさらけ出し、
褒めてもらい励ましてもらうことで利用者さんも良い経験になると思います。
『褒めて〜お願い〜』と利用者さんに頭をさげてペコペコして
『仕方ないな〜』と利用者さんが折れてこのやり取りを行なってもらうのも素晴らしい支援だと思います。
※人により一つの引き出しとしてですので必ず良いとは限りません。
このように、一歩一歩がとても辛くても、
その積み重ねが最終的には自己成長や社会参加につながる
大事なものだということを信じて支援していきたいと思います。