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酔っ払った僕に対する彼女の対応

先週の土曜日、仕事の飲み会だった。

飲みの場まで彼女が送ってくれた。

僕「帰り、またよろしくね??」

彼女「うん!迎えに来てほしい20分くらい前に行ってくれたら嬉しいかも!」

僕「わかったよ、頼むね」

彼女「楽しんでね!」

何て会話をしながら僕は車を降りた。
彼女は心配する様子もなく僕を送り届けた。

歩く僕を追い越した彼女の車を目で追うと、何だか寂しくなった。

僕はすぐさま彼女にLINEをした。

「送ってくれてありがとう〜!」
「携帯触れるときはすぐに連絡するよ」

と送った。

歩いているとすぐに一次会の会場につき、僕以外のメンバーが揃っていた。
飲み会が始まり次々にお酒が運ばれてくる。

お酒を飲んでいる時にトイレに行くと、二回目からめちゃくちゃにトイレが近くなる。(わかる人いる?)

その度こっそりスマホを持ち、彼女にしっかり連絡を返した。

僕はだいぶ酔いが回ってきた頃、周りもお酒に呑まれている感じでワイワイしていた。

そんな流れで二次会まで終了した。
僕は相当酔っ払っていた。真っ直ぐ歩くこともできず、視界が定まらない。
意識が朦朧としながら彼女にお迎えの電話をかけた。

彼女と電話をしていると、仕事の上司に、
「電話代わって!」
と言われ携帯を渡す羽目になった。

僕は彼女と上司の会話は聞いていないが、結局仕事の上司二人も車に乗せて送ることになっていた。

僕は彼女に対する申し訳なさで酔いが醒めそうだった。(醒めてない)

彼女が到着し、車に乗るとすぐさま上司二人が僕の彼女に対して質問攻め。
彼女は愛想良く質問に返答する。

上司たちが降車後、

僕「ごめんね〜、めんどくさかったやろ〜」

彼女「そんなことないよ、眠たいから運転は疲れちゃったけど〜」

とにっこりしていた。

本当に良い子で優しい子なんだと思った瞬間だった。

この日は彼女が僕の家に泊まりにくる。

車を家から少し離れた駐車場に駐車し、歩きている時に

僕「俺が飲んでいる時間、一緒にいたかった?」

彼女「いたかった〜、でも久々に一緒に寝れる!」

と彼女はアイスを片手にルンルンだった。

一切不機嫌にならない彼女。

僕は何だか気持ちよく飲み終えることができた。

これは彼女のおかげとしか言いようがない、本当に感謝を忘れてはいけないなと思うし、しっかり彼女に伝えるべきだと思う。

こんなこと普通じゃない?って思うかどうかは人それぞれ。

小さなことに感謝を抱けるかどうかで付き合いの質って変わる。
自分が小さなことに気づけるようにもなる。

僕はこの日の感謝の恩返しに、近々小さなプレゼントをあげようと思っている。

何をあげるか、考えるのが僕の最近の楽しみだ。

早く喜ぶ顔がみたいな。


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