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展覧会のおはなし4.「第12回 富弘美術館 詩画の公募展 絵と言葉の共演ー新しい詩画の世界ー」

この時期恒例となっている富弘美術館訪問。
12月から2月まで、公募で入賞・入選した作品が展示されているのです。
私は、第3回から毎年応募させていただいていて、今回で8回目の入選となりました。

星野富弘さんは、中学校教師になって間もなく、クラブ活動の指導中の事故で首から下の自由を失ってしまいます。
口に筆をくわえて描かれた、花を中心とした水彩画に詩が添えられている作品を数多く遺されました。
館内には、それらの作品が展示されています。

富弘美術館は、群馬県みどり市の山々に囲まれた草木湖のほとりにあります。
訪れたのは成人の日。真冬の冷たい空気に包まれていましたが、雲ひとつない青空がきれいでした。

休憩室からは外へ出ることができ、豊かな水をたたえた草木湖とその向こうの山々が間近に見えます。
ミュージアムショップの奥にあるカフェの目の前にも、湖が広がっています。

静かな風景の中、富弘さんの作品に癒され、公募展の作品に刺激を受けました。
優しくあたたかく、そして力強い作品ばかりでした。

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