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展覧会のおはなし3.「大絵本美術展 童堂賛歌 ザ・キャビンカンパニー」

久しぶりに、栃木県の足利市立美術館を訪れました。
ザ・キャビンカンパニーさんの展覧会を開催していたからです。
ザ・キャビンカンパニーさんは、阿部健太朗さんと吉岡紗希さんの絵本作家ユニットで、大分県の廃校をアトリエに改装、そこで作品を生み出されているとのこと。
近くのホームセンターの画材売り場でたまたま展覧会の案内を見つけ、会期終了間際だったので、急いで行ってきました。

会場に足を運ぶと、絵本の原画だけでなく、巨大な立体造形作品が迎えてくれます。
カラフルで力強い作品には、圧倒されっぱなし。
不思議な世界に迷い込んだような感覚にワクワクしました。

ザ・キャビンカンパニーさんの絵本に出会ったのは、小学校で読み聞かせボランティアをしていたとき。
図書館で、読み聞かせに使う絵本を探していて、見つけました。
2冊ほど借りて持って行くと、子どもたちに大ウケ。
そのうちの1冊「にょっ!」を自身でも購入しました。
ストーリーがあるわけじゃない。正解もない。
それが、子どもたちの想像力をかき立てるのでしょう。
何を想像してもいい、その自由さが好きです。
初めて絵本を開いたときは「えっ、謎のまま?」と、ちょっと戸惑いましたが(笑)



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