SMAP好きは頼むからハヤえもん使ってくれ。
ポップセンスは本当に必要か
ギタリストの北島健吾です。
先日友人ギタリストのなかじさんのお誘いで香取慎吾さん、草彅剛さんの曲でアウトロソロを弾いてみました。
元々の企画はギタリストの佐々木秀尚さんが企画したもので、ツイッターでギタリストをやってるアカウントならみんなタグを見て参加していました。
ただ、僕が一番好きなのは曲ものじゃなくて、コード進行だけが決まったものです。
むしろワンコードでもいい。正解が決まっていない音楽が好き。
というのも、セッションバーに行って演奏するときって原曲知らないでその場の雰囲気で演奏したりするので。
普段曲ものはあまりやらないんですが、今回は人からの誘いなのでトライ!
再生数、拡散数が普段と段違い
以前も歌モノでスキマスイッチの奏と言う曲を使ってやってみたんですが、
そのときとは段違い。同じ歌物でみんな知ってそうな曲だけどやっぱりジャニーズは強いですね。
拡散をする層が全然違う。
普段なら、ギタリスト同士で
「Aさん上手だねぇ!」「そういうBさんこそ!」「ぐへへ」
あるいは一人で動画を見ながら「このお兄さんえっちだねぇ」「ぐへへ」
となるパターンが多かったと思います。
いつものような企画だと、ツイッターギタリストばかりで好きを回し合ってるのがほとんどだと思いますが、そうすると強いのは『インパクトが強い人』です。
うまい、可愛い、独特、などのほめやすさがある人。
あとはインフルエンサー的な拡散力強い人に拡散してもらえた場合は伸びが早い。
今回はというと、拡散力を持っているのはSMAP、香取慎吾、草彅剛、のファン。
アカウントを晒すわけにはいきませんが、とにかくすごいですね。
放っておいても見てもらえる。
リツイートやイイねをされる。
その場合のギターの立ち位置って?
これってきっとギターそのものを見聞きしての評価じゃないんだろうなーと思います。
もちろん、聞いたときに拒絶反応があるプレイは拡散しないと思いますが
通知ボックスがギター好きアカウントじゃなくてSMAP好きアカウントだった場合、
どうしたもんかなーと
コミュニティー拡大にはコミュニティーとコミュニティーをぶつけて掛け算にしていく必要があると思います。
以前、ハヤえもんの山内良太さんが触れていましたが、
『フォロワー稼ぎでやってるわけじゃなくてコミュニケーションをとりたい』と思っています。
前までは、
『ギターに興味がある人や自分のコンテンツをイイねリツイートしてくれた人はフォローする』
という手法もあったと思いますが、
ギターに興味がある人の中で自分に興味がある人を探すっていうこと自体がなんだかなぁと思うわけですね。
そんな時、『イイねやリツイートしてくれた君ありがとう!』ボタンが欲しいと思った。
せっかく拡散してもらえたのに、「SMAP好きなんですか!ぼくも好きなんですよ!」という距離の詰め方はできない(笑)
好きだけどガチ勢に比べて好きの熱量が足りないんや。
「ペヤング好きなんですか!ぼくも好きなんですよ!」は嘘がないのでできる。
ハヤえもん好きとの交流のしやすさ
そういう意味ではハヤエモニストって大変ありがたい。
「ハヤえもん好きなんですか!僕も好きなんですよ!」が本心で言える。
音楽聴く人がみんなハヤえもん好きになれば、ぼくもその人のことが好きになれる。
そういう意味でも、ハヤえもんみんな使ったらイイのに。