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ハケンの品格が今になってリアルなんだなぁと思い始めてきた

「ハケンの品格」とは日本テレビで放送された篠原涼子さん主演のテレビドラマでシーズン2が放送されたのも記憶に新しい。
今になってリアルなんだなぁって思い始めてきたというのはどういう事かというと、ドラマでは「一般派遣」に従事されている方の労働環境について取り上げられているんだけど、そういった方々と接する機会がなかったから、本当にそういった人たちっているのかなって思ってた訳で。(世間知らずですみません)
ところが、いま参画しているプロジェクトでそういった方々が結構いて話を聞いているうちにドラマのような多様なシチュエーションがリアルでも存在するって事に気付いたんですね。
ただドラマとの相違点はあまり「正社員になりたい」みたいに言う人はいなくて、経歴は様々だし年齢も幅広いし、今に少なからず満足を抱いている人は一定数いるようだった。
経歴の様々を具体的に書いていくと、自分で会社をやってたけど一旦休憩みたいな感じで派遣登録をしている人もいれば、20代前半や中盤で新卒で正社員をしていたけど、辞めて派遣として働いている人もいる。
一般派遣とSESだと似て異なるものだから、どういう待遇だったり契約だったりとかはわからないんだけど、給料はそこそこもらえているっては言ってた。
まぁ、これからの時代ジョブ型の仕事も増えてきそうだし、終身雇用は終わってるし、正社員か派遣かなんてどうでもよくなりそうな気もするけど。

ただ人の面でいうと、優しい人も多いし何か著しく劣っているとかもないし、普通と言えば普通なんだけど、なんか向上心がないというか、仕事に対する無機質さというか、そういうものは感じたような気がする。
これから何がしたいかとか聞いてもイマイチ反応薄いしそもそも仕事の話とかはしないだろうし。
ただそれはもしかしたら実は正社員としてやりたいけどなれなかった的な環境要因が(環境じゃない気もするけど)あったのかもしれないし。一緒にいてゆったりする気持ちはあったけど、深い付き合いはしたくないなっていうタイプが多かったなって気がする。

人にいろいろ言える程、自分の能力なんて高くないし、上手くいかない事が多いのもわかってるんだけど、でも何か変えてみようとか動いてみよう思わない悪い意味での現状維持マインドみたいなのは本当に苦手だな。
そういう気持ちもあってずっと地元に居続けるやつとか、学生時代の友達とばっかり付き合い続けるやつに違和感を感じるんだろうな。(別に地元や学生時代の同級生を否定している訳ではない)

確かFacebookのマック・ザッカーバーグかな?が言ってたんだけど、変化の早い時代においてリスクを取らない事こそが一番のリスクだと。
ただなぁ、そういう話じゃなくてそれ以前のマインドセットの話のような気もするんだよなぁ。
そこら辺ってどうやったら変えていけるんだろうなぁ。
難しい。

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