なぜアイドルがコントに挑戦できるのか
Googleも重要視していると言われ、聞いた事がある方も多いと思う「心理的安全性」について考察していきたいと思う。
心理的安全性とは何か
例えば職場で例えるなら「チームメンバーに非難される不安を感じる事なく、安心して自身の意見を伝える事ができる状態」言い換えれば「安心して自然体の自分自身をさらけ出せる」という事。
つまり、あなたの居場所はここにあるよといった所である。
そしてタイトルにもあるように、
「なぜアイドルがコントに挑戦できるのか」
これも心理的安全性が関わっているのではないかと思っている(勝手に)
どういう事かというと、
乃木坂46にはノギザカスキッツというコントを披露する番組がある。
アイドルとは言えど、大抵のメンバーが20才前後の女の子という事もあり、積極的にコントに取り組みたいという子は恐らく少ないだろう。
そんな中で、どうして全力でコントに挑戦できるのだろうか?
まずは「仕事だから」というのは当たり前にあるだろう。
ただそれだけではなく、なぜ心理的安全性が関わっていると思うかというと、「他のメンバーも何かしらのコントに取り組む(一人じゃない)ということ」であったり「ミスしても滑ったとしても、周りのメンバーが必ず大丈夫だよとか、ちゃんと笑ってくれる」からだ。
メンバー同士だけでなくファンが「あのコント面白かったよ」と言ってくれたりするのも心理的安全性を高める要因ともなっているだろう。
コントなどにとどまらず、心理的安全性が担保されている事で、ライブの演出をどうするかになどに対してはっきりと意見が言えるだろうし、いろんな意見を集められるという事は結果としていいものが出来るとも思う。
間違いなく上手くいっている組織や会社、グループは心理的安全性が担保されているように感じる。
だがしかし、大抵の会社員の場合、その真逆を感じているのではないかと思う。
真逆というのはどういう事かというと、会議などの場で意見が言いにくい。
なぜ言いにくいかというと、「無知・無能だと思われる」とか「邪魔していると思われる」という不安があるから。
つまり心理的安全性が担保されていない場所というのは、いい結果もうまなければ、仕事も楽しくなかったりする。
話は曖昧にしか覚えてないが、飛行機事故が発生したケースを見ると副操縦士が操縦している時よりも、立場が上の操縦士が操縦している方が事故が多いというデータがあったような気もする(多分)
これは操縦士がミスをしていても副操縦士は何も言えないからという事に関係していたような気がする(多分)
個人で全ての活動を行っているなら話は別だが、大抵の人は何かしらの組織に属している訳で、パフォーマンスを上げるなら心理的安全性の担保は必要不可欠だと思う。
何かおかしいと思う時は頭ごなしに否定するのではなく、「I need but」で話そう。