「ごめんねFingers crossed」についての考察
乃木坂46の27thシングルが「ごめんねFingers crossed」である事が発表されて、Yahooニュースのコメント欄に一部批判のコメントがあったのでそれに対する反論と考察をしていく。
そもそもYahooニュースのコメント欄なんて考えるレベルに値しないような気もするが、批判の内容としては「シンプルに成功を祈るとかでいいと思う」みたいなものだった。
「Fingers crossed」の意味が成功を祈るという風に訳されるので、そういった批判をしたと思うが、ここはあえて「ごめんね」を冒頭に置いているのが重要だと思っている。
どういう事かというと、「ごめんね」というのはネガティブ要素の言葉で、「Fingers crossed(成功を祈る)」というのはポジティブ要素の言葉だと思う。この真逆の要素を組み合わせる手法は確か、セリフだとかキャッチコピーを作る上で用いられるものだったと思う。(多分)
「嫌いになりたいぐらいあなたの事が好き」というのも同じような事だ。
まだ歌詞の内容やメロディーなどは発表されてないので、深くは考察できないが、「ごめんね」を付けているという事は、何かしらの理由で成功を祈っているけど、近くにはいる事ができないという意味にも捉えられるような気がする。
「陰ながら応援してる」という表現と同じで、ポジティブ要素の中に切なさを纏ったタイトルだ。
ただ発売時期的にはサマーソングとなるのでポップな感じで来るのか、バラードテイストでくるのかも気になる所
どちらにしろ「夜明けまで強がらなくてもいい」とは違った楽曲になりそうな気がする。
単純に「成功を祈る」みたいなポジティブでポップな歌だったら明るいキャラクターの生田絵梨花だったり松村沙友理などがセンターに似合うんだろうけど、今回とセンターは引っ込み思案な所もある遠藤さくらなので「ごめんね」という切なさ表現がマッチしてくるように思う。
何にしろ1期生以外で複数回センターは初となり、とても凄い事だと思うので、頑張って欲しいし、楽曲やPVの公開が待ち遠しい。
「僕は僕を好きになる」という神曲の後の楽曲であったり、松村沙友理の卒業シングルとなる楽曲でとても重圧はあるだろうけど、それを支えるファンはたくさんいる。この楽曲を通してまた一回りも二回りも魅力を増すであろう遠藤さくらの姿がこれからも楽しみだ。