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浪江町のタイムカプセル
2011年3月11日に発生した東日本大震災。
福島第一原発事故によって、私の故郷、浪江町にも放射能が降り注ぎ、町は永く閉ざされた。
2017年3月31日には避難指示が一部解除され、故郷に帰る人も。しかし、津波の襲った沿岸部を中心に、未だ避難生活は余儀なくされる方も多い。今年のデータでは981人が未だ避難中の状況だ。
2018年には「なみえ創成小学校・中学校」を開校し、地元の子供達の教育の場を立ち上げた。しかし、震災以前からの学校校舎は老朽化や震災の被害が激しく、町の財政的にも修繕の目処たたず、取り壊しが決まったようだ。
7/23(木・祝)〜7/25(土)の間、以下の町立小学校の見学などの催しが行われる。
(1)浪江小学校
浪江町大字権現堂字北深町5番地
(2)幾世橋小学校
浪江町大字北幾世橋字植畑11番地
(3)大堀小学校
浪江町大字小野田字仲禅寺134番地
(4)苅野小学校
浪江町大字苅宿字鹿畑16番地
(5)浪江中学校
浪江町大字川添字南大坂28番地
卒業生は、立ち入る最後の機会となるかもしれないのでぜひ足を運んでみては如何でしょうか。
また、私の母校、幾世橋小学校は、タイムカプセルが残っているとのこと。該当する卒業生はぜひ連絡されてみてください。
(1)タイムカプセルについて(令和2年6月30日現在)
教育委員会に次の情報が寄せられています。
○幾世橋小学校
当時の担任の先生が保管しています。(昭和58年度卒・平成14年度卒・平成15年度卒)
面白いのはこちら。もしかすると把握されていないタイムカプセルがあるかもしれないそうです。これを機に同窓生に連絡を取ってみては如何でしょうか。
○学校敷地内に「タイムカプセル」が埋められている可能性があります。
掘り起こしていない「タイムカプセル」がありましたら、教育委員会まで連絡してください。
私も、ここ最近、高校の同級生のクラス会LINEグループが盛り上がっている。
思い出の場所がなくなっても、震災を耐え抜いた掛け替えの無い友人達とのつながりは、未だ切れることはない。
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