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SING/シング: ネクストステージ 観たよ

週末に家族で映画館に行き、「SING/シング: ネクストステージ」を観た。
観ようと前日に思い立ったのは、稲葉浩志が出演しているから、というこれ以上ない理由で、まさかまさかのキャスティングを知って驚愕の限りだったからだ。

稲葉浩志扮する老ライオンのクレイは、なんだか稲葉浩志にしか見えず、アフレコしている稲葉さんが目に浮かぶようで、むしろそれでいいやという感じで観入ってしまった。

オリジナルのキャスティングはなんとU2のボノだそうで、これもこれで凄まじい作品である。字幕版も見たいなぁなんて思いつつ、しばらくはサントラを聞いて過ごそうかなと思う。

一番笑ったのは、冒頭のオーディションで、鳥たちが和太鼓を叩くシーン。子供と一緒に笑いが止まらなかった。帰り道にも思い出して、寝る前にも思い出して笑ってしまうほどのお気に入りシーン。

また、ポーシャ役のアイナ・ジ・エンドさんがめちゃめちゃハマり役で驚いた。仕草に相まって、超絶チャーミングなキャラクターに仕立て上げられ、歌唱力以上に声優として魅力が全開だった。

ジョニーとミーナを演じるスキマスイッチ大橋とMISIAは両方好きな歌手だったから、個人的には大満足でお腹いっぱいな贅沢品だった。多くの日本人が興奮するエンタテイメント作品。

観賞後の後味も良く、鼻歌を歌いながら映画館を後にするのは、久々な気分だった。

ちなみに前作は見ていなかったのだけれど、ストーリーの予備知識なしでも十分楽しめたし、終盤も盛り上がりはライブステージさながらなので、コンサートのノリで2回くらい観に行っても全然楽しめそうだ。


何か嫌なことがあった人にこそ観てほしい、おすすめの作品。


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Kanazawa Kimihiko
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