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第5回:何でもあり(その1)
今回は、画材なんでもありで描いた作品です。
とりあえず紙の種類だけは決めますが、その上に絵を描くのにどの画材を使うかは、出たとこ勝負。色鉛筆、水彩絵の具、ボールペン、マジックインキ等々、身近にあるもの全てが「あり」で、描きながら気分で選んだ画材で仕上げたのが今回の作品です。
無計画に「ノリ」で描いたので、使用した画材の記憶は極めてあいまいですが、思い出せる範囲で記してみました。
まず、この作品から。紙は半紙です。その上に、水彩絵の具で描きましたが、部分的に黒のボールペン(耐水性、中字)を使ったうような気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1690695154022-34o1RFokBQ.jpg?width=1200)
オレンジと肌色の斑点は、チューブから出したまま水に溶かない水彩絵の具を綿棒の先につけ、それで紙の表面を叩いて色付けしたものです。
綿棒の方が、絵筆より大きさの揃った点を打ちやすいですね。ただ、真上から垂直に叩かないと、形が崩れて色ムラが出てしまいます。この絵では、そうなっている斑点が結構、あります。ここは、今後の改善課題です。
次は、上の作品のひとつ前のもの。紙は同じく半紙で描画に用いた画材も、上の作品と同じだったと、思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1690695600384-8SeZs9R6gj.jpg?width=1200)
絵筆でつけた白い斑点の形がバラバラで、かなり色ムラもあります。きちんとした訓練を受けていない弱みがこういう所で、出ます。黄色部分は綿棒で描いたのですが、この段階では、叩くのではなく、塗る感じでした。
実は、上の2点は、こちらの絵を描きながら、その途中で、部分・部分をクローズアップで撮影したものです。この絵については、ここで一応「描き止め」かなと思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1690696717966-iOAWhXXNSJ.png)
次は、白ボール紙に水彩絵の具、ボールペン、マジックインキで描いた作品です。
![](https://assets.st-note.com/img/1690697019376-r3glCGHO8x.jpg?width=1200)
白ボール紙の画材載りの良さに驚きました。水彩絵の具、色鉛筆、ボールペン、マジックインキ、何でも来いという感じです。
背景の色ムラは、画用紙よりも半紙よりも、強く出ます。水分多めの絵の具が、つるつるした紙表面で滑るのですね。
水分を少なくして濃く濡れば塗ったで、強い色合いがシッカリ出ますから、ボール紙は意外と使える画材かもしれませんん。
これからも、色々な画材を試していきたいと思っています。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
〈おわり〉