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退職を報告いたしました

先日、直属の上司に退職することを報告した。強い引き止めや慰留があるのかと思っていたが、そんなことはなかった。
「残念だけど仕方ないね。もう次の職場も決まってるなら、今更どうすることもできないし。」と言われた。
あとは、どうして辞めようと思ったのか、ぶっちゃけトークを求められた。すごくお世話になった上司だし、ぶっちゃけトークをしたかった。嫌だったこと、辛かったこと、、、。けれど、言えなかった。辞める分際で、組織や他人を貶めるようなことは言うべきでないと思ってしまった。仕事なので、場面場面で思うことは色々とあったが、辞める理由は他にあると伝えた。

上司も辞めようと思ったことがあると言われた。
うちの会社は今でも学歴がものを言う場面が多いが、昔はもっと酷かった。卒業大学も重要だが、大卒/院卒とそれ以外の差は大きい。教育も同じものを受けさせてもらえなかったらしい。
私の上司は会計領域に特化した学生時代を過ごし、会計士まで目指していた。上司は、新入社員のころから、総合職で入社して偶然経理に配属された大卒の新入社員と比べてもよっぽど仕事ができたと自負しているし、たぶん本当だろう。
”仕事は自分の方ができるのに、なんでこんな扱いされるんだ”、そう思って転職したくなったんだろう。前の関西の職場でも似たような光景を見てきたし、私も似たような感情を抱いたことはある。

自分は大卒で恵まれている。そう思った。そして、もっと頑張らないといけないと思わされた。

明日は上司の上司と退職について話す。怖い。緊張する。
けど、しっかりコミュニケーションをとってきます。

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