子どものスポーツの先生はコーチ。なら、コーチの先生は誰だろう?【毎日のつぶやき/僕のネタ帳57】
日本サッカーの指導環境に足らないものは何なのか?
コーチが自らの指導に対して客観的なフィードバックをもらう環境や、コーチングスタッフのとりまとめをするマネジメント環境など。クラブという一定の環境下で長く、さらに同じメンバーで働くなかでそれぞれが成長するには俯瞰する環境が大事だ。
どう指導するのか?
コーチならこのスキルを高めたいと望む。指導スキルを上げるには「知識を高めて、現場で試して、振り返って、また試す」を繰り返す。基本的には自分で行う。しかし、気づかないこと、どうすばいいかわからないことがあり、他者に感想をもらうと次の具体的な指導が練りやすい。
選手に気づきを与えるのはなぜか?
その理由はコーチにも当てはまる。成長のため、一人で客観的に俯瞰して見るには限界があるからコーチがサポートする。ならば、コーチの成長を手助けする存在は必要ないのか。これは勉強熱心なジュニアコーチが毎日得ている知識をリアルへと変換する手段でもある。
スペインで評価が高いビジャレアルの育成機関は参考になる。選手はみんなで育てるもの。この考えは深い。トップに選手を輩出できたら成功ではない。それ以外の選手は? たとえば、ポジションに補強の席がなかっただけかもしれない。他で活躍できたとしたらみんなが幸せだ。
※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。
木之下潤
【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること
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2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う
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