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子どものスポーツ指導で邪魔な存在なのは大人の「暗黙知」の知ったかぶり!【毎日のつぶやき/僕のネタ帳71】

ジュニアコーチにとって、いや日本スポーツにおいても「大人の理解」という曖昧な意思疎通が最も厄介な存在だよね。たくさんの街クラブがそれぞれのコーチのスタンドプレーによって成り立つジュニアサッカーにおいて、日本独自の社会が築いた「暗黙知」による共通理解こそ最大の敵とも言えると思う。

この存在のせいでたくさんのコーチが知ったかぶりをし、知らないことを知らないと言えず、大人の成長だけでなく、多くの子どもの成長を妨げてる。この大人の理解という曖昧な暗黙知は若いコーチの才能の芽を潰す原因にもなってるんだよな。サッカー界も若手コーチ不足が少しずつ顕在化してるのにね。

きつい。
稼げない。
聞き流せない。

クラブからの報酬が少なく、その対価に見合わない代表やコーチ陣からの頼み事も積もり積もれば聞き流せない場合もある。「いい指導とは何か」と理想論を口にしながらも試合になると矛盾した勝利主義に走り、保護者からの不平不満を聞きながら精神的ストレスも多い。

※9月19日配信分

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う

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