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「見て、学ぶ」は想像力を働かせて考えるからプラスになるよ。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳33】

職人の世界では「見て、学ぶ」という言葉がある。

たとえば、サッカーの世界に置き換える。クラブやスクールで指導しているコーチたちは、いつも「何を見て、何を学んでいるのだろう?」と思う。最近はゲームモデルという言葉が広まったおかげで「クラブのあり方」に少し目を向けられるようになった。

クラブの存在意義を問う。そこからゲームモデルを考えていくことはすばらしいこと。それは多くの人が欧州クラブに学び、知識量が増えるから。でも、その一方で頭デッカチのコーチが増え、SNS上でネガティブキャンペーンに走る人も多く目にする。他者の意見、指導にああだこうだと口だけのコーチを。

指導方法や経営などサッカークラブに対する総合的な知識と現場指導は、どんな立場のコーチにも両輪で不可欠な要素だ。どこかのクラブに所属する一コーチとして学ぶことは指導のやり方だけではないし、それだけでは足らない。

指導に対しても、クラブ経営に対しても5W1Hで一つひとつ学ぶ観点が大切だ。

個人の指導環境からクラブ環境、そして地域の環境への視座の広がり。そういう学びの広がりは指導だけに目を向けていた自分の視野の狭さに気づかせてくれる。そのとき、初めて所属クラブへの感謝が生まれる。指導環境とは当たり前にあるものではない。

今だからこそ見て学ぶ本当の意味を再考したい。

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

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2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。

#僕のネタ帳
#毎日のつぶやき

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木之下潤(Kinoshita Jun)
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