組織を変えたいとき、誰から教育するかは『自分』【Weekly Column】
●一番身近な人とは自分自身
「チームが全然成長しない」
「会社がまったく変わらない」
「クラブが本当に変化しない」
組織に所属していると、周囲に対して一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
組織力を高めるには、それぞれ個人が力を上げることが基本です。そして、各自の力をうまく機能させるために、目的や方向性、ルールなどを定めます。
組織が変わらない場合、この原則が守られているかどうかを見極める必要があります。
「ある人の仕事はすばらしいが、次の人にバトンを渡すとうまく形作られていない」
「チーム全員が一生懸命に働いているのに、環境が整っていないので効率性が悪い」
「働く環境は整備されているのに、それに見合う人材がなかなかそろわない」…etc
変化がない組織には、何か原因があります。一つひとつ改善することが前へ進む方法です。当然、人は自分が所属する組織から見つめ直します。まず身近なところから原因を探るのは自然のことです。
その原因が特定の人の場合もあれば、ルール場合もあります。そもそも目標が間違っている場合もあります。現代社会においてはツールの機能環境の場合も珍しくはありません。
今置かれた状況を一つひとつ整理していくと、ある程度は原因が見つかります。
ただし改善するには、ここからが勝負です。
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